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コメの民間在庫量が過去減少 値上げ傾向続く

テレビ北海道 / 2024年7月31日 17時43分

農林水産省はきのう、先月末時点での主食用米の民間在庫量が過去最少になったと発表しました。

民間在庫量は156万トンで、去年の同じ時期と比べて59万トン減り、1999年の統計開始以来、最少となりました。農水省によりますと、去年の高温の影響でコメの品質が低下し精米時に減るコメが増えたことや、ほかの食品より値上げが緩やかで消費が増えたことなどが要因だということです。また、インバウンドの回復も需要増につながった可能性があるとみています。

農水省の担当者によりますと、在庫量は過去最少だったものの、同程度の在庫率は過去にもあったとして「特にコメ不足という認識ではない」ということです。

ただ、コメの販売価格は小売事業者向け、外食事業者向けともに4カ月連続で1割以上の値上げが続いています。

駅弁などを販売する札幌駅立売商会(弁菜亭)は毎日コメを約300キロ消費するということで、担当者は「お米がだいたい去年より3割くらい値上がりしていてかなり痛いです。去年弁当の値上げをしたので、今年は値上げしないよう社内努力で頑張っている」などと話していました。

ホクレンによりますと、道内でも全国同様に在庫量が減少傾向にあり、段階的に値上げが続いているということですが「新米が流通し始める9月中旬頃からは落ち着くのではないか」ということです。

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