「ワタガシ」ペア銅メダルに地元岩見沢も歓喜

パリオリンピック・バドミントン混合ダブルスで銅メダルを獲得したワタガシペア。

東野有紗選手の出身地・岩見沢では市民が歓喜にわいています。3位決定戦が行われた2日、岩見沢市役所では市民らおよそ100人が応援しました。試合は世界ランク2位の相手ペアに一時リードされるピンチもありましたが、息の合った連係プレーでストレート勝ちし、2大会連続で銅メダルを獲得しました。

東野選手の兄の東野聖也さんは取材に対し「おめでとうと言いたい。悔しい所もあると思うけど、勇大が助けてくれた。組んでくれてありがとうと言いたい」とコメント。小学生時代に東野選手を指導した下野和義さんは「子どもたちの目標でもあり憧れ。地元に戻ってきて相手してくれたら子どもたちも刺激になる」と話してくれました。

快挙から2日経った5日、地元岩見沢を取材すると東野選手の母校の小学校や市役所などに祝福の横断幕が掲げられていました。

また、市民からは「2大会連続銅メダルは大したもんだと思います。バドミントンは日本のお家芸みたいに強い。これから始めようというお子さんとかもいるはず」「友人と銅メダルすごいねって話をする。地元の誇りです。次の五輪でも格好いい姿を見せてほしい」などと言った声が聞かれました。