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パリ五輪 スケートボード・開心那選手 2大会連続の銀メダル

テレビ北海道 / 2024年8月7日 14時51分

パリオリンピックのスケートボード女子パーク競技で、倶知安町出身の開心那選手(15)が2大会連続の銀メダルを獲得しました。

開選手が通っている札幌・中央区の練習場にはスケートボード仲間など約50人が集まりました。すり鉢状のコースを3回滑って最も高い点数で順位を競う「パーク」開選手は予選1位で上位8人の決勝に進みました。

決勝では、前輪をつなぐ金具の部分でコースの縁を削るように滑る「ノーズグラインド」など難しい技を次々と決めます。完ぺきな演技を見せたものの、トップの選手にわずかに及ばず。それでも、堂々の2大会連続銀メダルに輝きました。観戦した男子児童は「安定した滑りでめっちゃ感動した。同じ技の流れを何回も連続で完璧にできるのが本当にすごい」

開選手を指導していた高木啓吾さんは「すごいです。おめでとうございます。(最後まで)心那らしい滑りで終わった、かっこよかった」。同じく指導者の堤裕介さんは「金メダルを取らせてあげたかった。ただ、スケートボーダーとしては僕の中ではぶっちぎりで1位でした」と快挙をたたえました。

開選手は「また銀メダルということで、金メダルに一歩届かず悔しい気持ちもある。ただ、東京の時は最後にミスをして出したいものを出し切れなかった。今回は自分の出したいものをすべて出し切った結果だったのでうれしいです」と話していました。

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