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当別町の自動運転バス 運行エリア拡大 実証実験始まる

テレビ北海道 / 2024年8月14日 17時58分

石狩の当別町で自動運転バスの実証実験が始まりました。2年目となることしは、対象のエリアを拡大して行っています。

今月9日から始まった自動運転バスの実証実験。去年はJR学園都市線のロイズタウン駅とロイズタウン内の工場を結ぶ700メートルの区間で行っていましたが、ことしはエリアを大きく拡大。道の駅とうべつまでの2.4キロ区間を対象とし、稼働するバスも2台になりました。この日は運行に携わる企業と町の関係者が実験車両に乗り込み、道の駅までの走行を体感しました。

当別町の岡部一宏副町長は「乗り心地は非常に良かったです。全く不安もなく安心して乗れる車両だと実感しました」。運行に携わるマクニカの佐藤剛正常務は「普通の車と全く変わりないなと、むしろゆっくりと当別の景色を眺めながら走るのは素晴らしい」と話していました。

町民や観光客も取り組みに注目しています。利用した観光客は「まだ今すぐの実用化は難しいと思いますが、夢はありますね。これ(実用化)ができたらいいな。導入されたら便利だなと思って乗ってました」

実験では、きのうまでに250人以上が乗車しました。ことしの実験は来月8日までで、町は今後実用化に向けた課題を整理するとしています。

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