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若者に「赤紙」配布も 79回目の「終戦の日」

テレビ北海道 / 2024年8月15日 17時5分

きょうは79回目の終戦の日です。世界各地で紛争が相次ぐ中、札幌では平和を訴える催しが開かれ、参加者が不戦を誓いました。

防空ずきんに、もんぺ姿の人たち。札幌駅前で配るのは反戦・平和を訴えるために、戦時中の召集令状=赤紙を模したチラシです。終戦の日に合わせて毎年続く催しは、ことしで44回目を迎えました。

受け取った若者は「実際に見ることは少ないので。これをもらうことで戦争について考えさせられる」「赤紙が来たら覚悟を決めないといけない。怖い」「戦争はないほうが、みんなが幸せなほうがいい」「小さなケンカからなくすことが大事」と話しました。

主催する実行委員会は、70を超える団体で構成されます。道内に住む被爆者も加わり、核兵器の廃絶を訴えました。

さっぽろ平和行動実行委員会の伝法谷恵子さんは、「今の日本は平和だが、79年前までどんなことが起こっていたか知ってもらいたい。当時を知る生存者は数少なくなっている。若い人に伝えていかなければ。その思いで毎年取り組んでいる」と催しを続ける理由を語ります。

一方、大通公園では、市民団体による戦争犠牲者の追悼集会が開かれ、およそ50人の参加者が黙とうや献花を行いました。太平洋戦争で犠牲になった人たちを悼んで不戦を誓うとともに、平和で差別のない社会の実現へ決意を新たにしました。

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