「気温高く降雪量も少ない」見込み 気象台 3カ月予報

道内の来月から3カ月間の天気は、寒気の影響を受けにくいことから気温の高い日が多く、日本海側では、雪は少なくなる見込みです。

札幌管区気象台が発表した2月から4月までの3カ月予報によりますと、この期間の平均気温は全道的に高くなる見込みです。オホーツク海側の低気圧がいつもの年より弱く、寒気の影響を受けにくいためだということです。

雪の量は日本海側では、冬型の気圧配置が弱いため「少ない」と予想されています。2月と3月の天候は、日本海側では曇りや雪、または雨の日が多く、オホーツク海側・太平洋側では晴れの日が多くなると見込まれています。

気象台は、「春の訪れが早くなるものの、勢力の強い低気圧が北海道を通過することもあるため、大雨や融雪による洪水に注意してほしい」と呼びかけています。

 また日本気象協会が発表した今年の道内の花粉飛散量は、昨シーズンに比べると少ないものの、いつもの年に比べるとやや多くなる見込みだということです。