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夏の甲子園 石川代表小松大谷が大阪桐蔭に完封勝利で3回戦進出!投手西川”マダックス”

テレ金NEWS NNN / 2024年8月14日 17時53分

テレビ金沢NEWS

小松大谷がまたもミラクルです。夏の高校野球で、小松大谷は、大阪桐蔭を完封で破り歴史的な勝利を上げました。

初戦では、九州の春の王者大分明豊を破って甲子園初勝利を挙げた小松大谷。続く、2回戦は、過去12回出場で5回の優勝を誇る「絶対王者」の大阪桐蔭。

試合は、両投手の投げ合いとなりバックも堅い守備でピッチャーを盛り立てます。

互いに0点で迎えた3回。

小松大谷は、2アウト3塁のピンチ。

ここで、バッターは大阪桐蔭の4番徳丸。

ライトへの鋭い当たりこれを初戦はセカンドだった石浦がジャンプしながら捕球一旦は、ボールをはじきますがこれを掴んで、アウト。

石浦も慣れないライトの守備したが先取点を与えません。

そして、得点が入らないまま迎えた7回でした。

ランナー1、2塁のチャンスの場面。

ここで、バッターは、先ほどライトの守備で好捕した石浦。

石浦の当たりはファーストゴロダブルプレーかと思われましたが、ショートの送球が大きくそれ、その間に2塁ランナーがホームイン。

この夏、大阪大会からエラーが一つしかない大阪桐蔭の鉄壁の守備を慌てさせ、先制点を奪います。

さらに、2アウト3塁からバッターは初戦で逆転の3ベースを放った2年生の田西。

叩きつけた打球はピッチャーの頭を越えセンターに2点目を奪います。

さらに、8回は2アウト3塁でバッターは8番ピッチャーの西川。

ここもたたきつけるバッティングで内野安打。自らのバットで援護し、3点目を奪います。

試合はそのまま最終回。強打の大阪桐蔭は、1アウトからランナーを出します。

バッターは、8番から6番に打順を上げている当たっている山路。

二遊間の当たりをショートが取って1塁へ…ダブルプレーでゲームセット。

小松大谷が優勝候補の大阪桐蔭を3対0と完封。大阪桐蔭が完封で敗れるのは、夏50試合目にして初めて。

西川は92球と100球未満での完封。マダックスという偉業まで成し遂げました。右投手では、現ヤクルトの奥川以来5年ぶりです。

小松大谷・西川大智 投手:

「まだ実感わかないんですけど本当にやってしまったなという気持ちが一番。きょうは自分が引っ張るぐらいの気持ちでどんどん強気でせめて王者倒してやろうと思って投げました。(次の相手は)もっと厳しい相手になると思うんですけどまだまだ成長できる部分あると思うんで、この期間課題をつぶしてもっといい状態で臨みたい」

大分の明豊、大阪桐蔭と優勝候補を次々と破っている小松大谷。この快進撃はどこまで続くんでしょうか?

3回戦は17日、センバツ優勝の健大高崎を破った奈良の智弁学園です。

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