1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「仏様が帰ってきた…」 高知の仏師が被災した仏像の応急処置 文化財レスキュー

テレ金NEWS NNN / 2024年11月13日 19時2分

テレビ金沢NEWS

被災者の心に寄り添う取り組みです。高知県の仏師が12日から石川県内入りし、能登半島地震で破損した仏像の応急処置にあたっています。

元日の地震で壊れてしまった仏像。この仏像に応急処置を施そうと穴水町の明泉寺を訪れたのは、石川生まれで現在は高知県で活動する仏師、吉田安成さんです。

この取り組みは文化庁の「文化財レスキュー」の一環として行われたもので今回、吉田さんは自らの技術を役立てたいとふるさとに駆け付けました。

テレビ金沢NEWS

仏師・吉田安成さん

「これはどこにあったのかな」

ばらばらになった部材を接着剤でつなげたりはめこんでいく吉田さん。

「よしオーケーあってよかった。」

「なかったら裸のままやった」

慎重に作業しながら、少しずつ、元の姿に近づけていきました。

明泉寺 住職・川元祐慶さん

「誠にありがたいですね。こういう機会がないと、なかなか修理というまでにはいかないので、非常にありがたいです」

テレビ金沢NEWS

仏師・吉田安成さん

「少しでも仏様を元の姿に近づけることで、被災された方々の気持ちが少しでも軽くなるというか、仏様がまた戻ってきたと喜んでいただければいいなと思っています」

テレビ金沢NEWS

吉田さんは11月16日まで能登町や輪島市の寺院でも被災した仏像の応急処置を行うということです。

この記事の動画はこちらから再生できます

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください