「悔しい今場所…来年は昇進を」 勝ち越しの新大関・大の里 強い思い語る
テレ金NEWS NNN / 2024年11月25日 19時7分
24日に千秋楽を迎えた大相撲九州場所。9勝6敗で新大関として勝ち越しを決めた石川県津幡町出身の大の里が、来年への強い思いを語りました。
千秋楽は関脇・霧島を押し出しで下し、ことし最後の土俵を白星で飾った大の里。
新大関として9勝6敗、3つ勝ち越して九州場所を終えました。
その後、参加したのは所属する二所ノ関部屋や親方がコマーシャルに出演しているアイ工務店などが開いた新大関を祝う祝賀会です。
二所ノ関親方(元 稀勢の里):
「今場所、9勝6敗という大関としては悪い成績。また二桁(勝利)を目指して皆様に良い報告ができるように大の里の稽古、鍛え直していきますので、また今後とも是非お願いします」
大関・大の里:
「今回の場所は悔しい場所でしたし、自分自身も不完全の準備不足でした。また優勝してさらに上に昇進して、いい報告ができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
年間最多勝まであと一つに迫る65勝をあげて、2024年の本場所を全て終えた大の里。
少しほっとした表情でファンと写真撮影したり、サインを書いたりして交流しました。中には…
大の里Tシャツ着たファン:
「推し活です。」「できれば5月場所あたりに横綱目指してもらえればなと」
熱烈なファンの後は子どもたちとも交流。サインを求められると…
大関・大の里:
「間違えた」
本名・中村泰輝のサインも。
さらにはカラオケを披露して会場を盛り上げました。
その後、インタビューに応じた大の里、今場所を振り返りました。
市川栞キャスター:
「お願いします。今場所振り返ってどうでした?」
大関・大の里:
「自分が求めていた成績ではなかったので、振り返ってみると10勝以上はしたかったですし、優勝は狙ってましたし、悔しい思いしかない場所でしたね。もうちょっと勝てるかなと自分自身、過信していた部分もあ ったのでそこはへし折られたなという部分でもあったので、もう一度しっかり見つめ直して」
また、ことしの躍進の大きな支えになっている二所ノ関親方(元 稀勢の里)については…
大関・大の里:
「自分が弱ってたら手を差し伸べてくれる。口数は多い方じゃないので、一言一言がすごく大事になってくる人でもあるので、その一言もらったことをどう結び付けるかが大事でもある」
最後に、来年への抱負を語りました。
大関・大の里:
「石川県に良い報告ができることが一番の務めだと思うので、たくさん応援してくれている方がいると思うので、そこに向けて来年はまたさらに上を目指して頑張りたいと思います」
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