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1か月予報「雪多く寒い年末年始に」 積雪の測り方は? 小野さんのなるほど天気解説

テレ金NEWS NNN / 2024年12月19日 19時10分

テレビ金沢NEWS

市川 栞 キャスター:

木曜日は気象予報士 小野さんに週末の天気を中心に伝えてもらいます。お願いします。

小野 和久 気象予報士:

お願いします。

市川:

小野さん、あさっては冬至です。きょうも一日中寒かったですね。

小野:

日曜日からは、雪の降り方に注意してください。

テレビ金沢NEWS

小野:

気象台の週間予報を見ていきましょう。

あすは、昼前から晴れてくるでしょう。土曜日は後半に雨が降るでしょう。

市川:

日曜日からは、雪か雨の日が並んでいますね。

小野:

寒気も強く、特に日曜日から月曜日にかけては、雪が 多くなる可能性もあります。最新の情報に注意してください。今の時期の金沢の最高気温は9度、最低気温は2度から3度くらいが平年並みですので、平年より低い日が多いでしょう。

市川:

最低気温が1度の日もあります。体調管理や道路の凍結にも注意したいですね。

テレビ金沢NEWS

小野:

そして、きょう発表された気象台の1か月予報です。1月17日までの予報です。

まず、気温は12月28日からの週、つまり年末年始の週は「低い」見込みです。そして、雪の量は「多い」見込みです。冬型の気圧配置と寒気の影響を受けやすいため、特に、気温の低い年末年始は雪の降り方に注意が必要です。

市川:

なんとか穏やかな天気になってほしいですね。

テレビ金沢NEWS

小野:

さて、その雪ですが、積もった雪の量を「積雪」といいます。

市川:

何時現在、金沢は何センチなどと発表されますね。

テレビ金沢NEWS

小野:

そこで、市川さんにクイズです。

気象台などでの積雪の測り方は、次のどちらでしょう。

1.雪尺と呼ばれる物差しのようなもので、気象台の職員の方が目で見て確認する

2.アメダスを使って測る…

さて、どちらでしょう。

市川:

気象台の観測は、意外に目視が多い印象があるので、1かなと思いますけど…

テレビ金沢NEWS

小野:

正解は…2番の「アメダスで測っている」です。

市川:

どうやって測っているんですか。

小野:

レーザー光線を使っています。あらかじめ、雪が積もっていない地面にレーザーをあて、戻ってくるまでの時間を調べておきます。雪が積もると戻ってくるまでの時間が短くなることを利用して、積雪がいま何センチか計算するんだそうです。

市川:

でも、アメダスができる前から積雪の記録は残っていますよね。昔は、どうしていたんですか。

小野:

気象台に聞きましたら、金沢では1996年の2月までこの物差しを使った目視だったそうです。

テレビ金沢NEWS

小野:

そして、こちらが現在、使われている金沢の気象台のアメダス積雪計です。ココから、レーザーを発射するそうです。

市川:

アメダスは、いろいろなものがあるんですね。災害の前兆をとらえるためには欠かせない装置ですね。

小野:

最後に、気象台の週間予報でこの先の天気をもう一度、確認しましょう。

テレビ金沢NEWS

小野:

あすは昼前から晴れてくるでしょう。土曜日は後半に雨が降るでしょう。そして、特に日曜日から月曜日にかけて、雪の降り方には注意してください。気温は平年より低い日が多いでしょう。

市川:

年末に向けて、雪と気温に注意したいですね。小野さんとお伝えしました。

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