【占いトリビア】「水瓶座時代」って何？ 自由・平等・博愛のユートピアの幕開け

　12星座といえば、個人のパーソナリティーや運勢を占うもの。そう思っていませんか？　実は「時代」をも占うことができるのです。今後2000年以上続くことになる「水瓶座時代」についてお話しましょう。

■水瓶座時代とは？
　占星術が誕生した古代バビロニアでは、春分点を12星座の起点＝牡羊座の0度として天空を12分しました。この春分点に位置している星座を重視する考え方が、○○時代の基本となります。そして「水瓶座時代」とは、文字通り時代が水瓶座の区分に入ることをいいます。

■春分点の後退によって水瓶座時代が到来する
　地球は歳差運動（地軸が23.4度傾いているために起こる動きのこと）によって、黄道上を12星座の並び順とは逆方向に移動しています。この移動は72年で約1度、2150年で約30度（星座1つ分）、2万5800年で黄道を一周することになります。この歳差運動によって、現在の春分点は魚座と水瓶座の間あたりにまで後退しているため、「春分点が水瓶座に＝水瓶座時代の到来」となるのです。

　春分点は、牡羊座から星座の並び順とは反対方向に移動しています。つまり、現在～過去2000年あまりは「魚座時代」だったということ。正確に水瓶座入りする時期がいつなのかは占星術師によって意見が割れていますが、いずれにせよ、現代が魚座時代から水瓶座時代へ移動する過渡期であることは間違いないのです。

■水瓶座時代ってどんな時代？

＜水瓶座時代特徴＞
・個人が尊重される人道的社会の確立
・人類愛に基づいた相互援助の実現
・革新的なテクノロジーの発展

　天王星を支配星とする水瓶座は「人類愛」「公平性」「自由」「改革」「理想主義」「進歩的」「最先端科学」といったキーワードを持つ星座で、新たな未来を創り出す力に満ちているといわれています。そのため、水瓶座時代になることで差別や格差、迷信と混乱がはびこる旧体制が打ち砕かれ、誰もが平等で個人としての自由を謳歌できる理想的な社会へと発展していくようになる、と考えられるのです。

　現代は、魚座時代から水瓶座時代への移行期であるため、価値の転換や痛みを伴う突然の変化が起こりやすい時期であるといえます。しかし、行く手には人類史上最大のユートピアが広がっていると考えられます。もしかしたらそれは、地球以外の場所・宇宙コロニー、あるいは電脳世界なのかもしれません。
（月星七海）

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