【漢字アプライ診断】「せい」といえばどの漢字？ 答えでわかるあなたの色気

――日本語には、音は同じでも違う意味の漢字がたくさんあります。音だけ聞いて思い浮かべた漢字から、あなたのことを診断してみましょう。
※アプライ＝apply（当てはめる）の意味

【質問】
　「せい」と聞いて、どんな漢字を思い浮かべますか？

A：誠
B：聖
C：性
D：制

　あなたはどれを選びましたか？　さっそく結果をみてみましょう。

【診断できること】
「あなたの色気」
　無意識に思い浮かべた漢字が持つ意味で、今のあなたの状態がわかります。今回は選んだ漢字から、あなたの色気がどのくらいあるのか診断してみましょう。

■A：誠……正直すぎて色気はいまひとつ
　「誠」という漢字は、神への祈りをあらわす言と、成は武器で正すことで、正しい言葉、ウソ偽りのない心で神に誓うことを意味するようになりました。この漢字を選んだあなたは、バカがつくほど正直で、ウソがつけない人でしょう。いい人だからこそ、演技ができないのです。あやしさや駆け引きありの、上級の色気はいまひとつ。けれどそこがあなたのよさ。あなたを好きになる人は、人間性を評価してくれているのです。

■B：聖……この世ならぬ色気を持つ
　「聖」という漢字は、神からのお告げを耳で聞いて、口で伝える、礼装の人物が描かれていて、位が高く尊い人を意味するようになりました。神のお告げを聞くことができる特別な人という意味を持つこの漢字を選んだあなたには、霊感体質的な部分があるのでしょう。自分では「モテる」という実感はないかもしれません。この世ならぬ不可思議な色気を持つあなたには、魅力的であると同時に、近づきがたい神聖さがあります。

■C：性……本能には忠実、色気は普通
　「性」という漢字は、心臓の形の心偏が人間の本質、生は草が生えてくるところで、生まれながらの性質を意味するようになりました。性という漢字そのものに「性的」な意味があるわけではないのです。性的なあれこれも、人間の本質であり、本能です。この漢字を選んだあなたは、本能には忠実です。けれど色気とは本能を恥ずかしがったり、演出したりするところに出てくるもの。あなたの色気は、普通でしょう。

■D：制……年齢を重ねると色気が出てくるタイプ
　「制」という漢字は、伸びた木の枝を刃物で切ってそろえているところです。自然の状態を整えるという意味を持つこの漢字を選んだあなたは、若い頃は恥ずかしがりで奥手だったのでしょう。自分を律する自制心も強く、むしろ色気を出さないようにしてきたようです。そんなあなたも、年齢を重ね、経験を積んでいくと、いい感じにこなれて、大人の色気が出てきます。年を取るほどに円熟し色気が深まっていくでしょう。

　そもそも「色気」とは何でしょうか。その意味は「性的魅力」ですが、生物学的な発情イコール色気ではないはず。色気には「粋」や「深み」も含まれるように思います。
（高橋桐矢）

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