【アロマ占星術】3月20日、太陽が牡羊座へ 新生活の元気とやる気をアロマでサポートしよう！

――植物の成分や芳香によって心身を癒やすアロマテラピー。実はハーブやアロマは古代より占星術と密接に結びついてきました。私たちも古代の叡智であるアロマを使って、心地いいセルフケアをしてみませんか？

■太陽で導くアロマ占星術

　私たちが現在暮らしている1カ月や1年という区切りは、太陽のリズムと一致しています。太陽は月に一度だけ星座を移動。太陽が滞在している星座は、その期間、世の中の雰囲気や人々の心身に影響を与えます。

　3月20日、魚座にいる太陽が「牡羊座」に移動します。その後4月19日までは、牡羊座の影響を大きく受けることになります。星座や惑星との関連植物から、この時期に起こりやすくなるメンタルの変化をよりよくサポートしてくれるアロマを紹介します。

■牡羊座太陽期の特徴

【今回の太陽の位置】牡羊座（火のエレメント）
【期間】3月20日～4月19日
【ポジティブなメンタル症状】活力が出る、新しいことを始められる
【ネガティブなメンタル症状】短気になる、後先考えずに先走ってしまう

　牡羊座は、12星座の始まりに位置する星座。牡羊座太陽期のスタートは春分の日でもあり、太陽が黄経0度から新しい1年を歩み始めるときです。

　それだけに、牡羊座は何かを始める力や、自分らしく生きようとする自立へのパワーがMAX！　まさに生まれたての生命のように、まっすぐと未知の世界へ向けて進むエネルギーにあふれているのです。

　ただし、今回の牡羊座太陽期は、山羊座に集中している火星・木星・冥王星からハードなエネルギーを注がれます。どこか心身の明るいパワーが沈滞しがちでありながらも、牡羊座的な暴走も起きやすいという、少しやっかいなシーズンになりそうです。

　イライラが高じて近しい人とケンカをしてしまったり、よく調べずに大切なことを決断してしまうなど、衝動的な行動には注意をしたいところ。負の影響にまどわされることなく、活力あふれる牡羊座パワーをよりよく活かしていけるよう、エレメント別アロマでサポートしていきましょう！

■牡羊座・獅子座・射手座（火のエレメント）……ベンゾイン
　火のエレメントの人たちにとって、牡羊座太陽期は本領発揮しやすいとき。行動力や決断力がアップして、より自分らしい人生を目指しやすくなるときです。それだけに、慎重さを求められる今期の運気には上手になじんでいきたいところ。“安息香”という和名をもつ「ベンゾイン」を使ってみましょう。太陽のアロマであるベンゾインは、火のエレメントの長所を穏やかに発揮できるよう助けてくれます。クリームなどにまぜてハンドケアに使うのがオススメ。

■牡牛座・乙女座・山羊座（地のエレメント）……ローズマリー
　普段慎重な地のエレメントの人たちにとって、牡羊座太陽期はポジティブな開拓精神を獲得できるときです。一方で、今期の重ためな運気の影響を受けやすくもなっています。気持ちを高揚させ、心身をあたためてくれる「ローズマリー」を使ってみましょう。ローズマリーは牡羊座の象徴アロマ。頭をリフレッシュさせ、やる気を呼び起こす作用をもっています。まさに新しい春にピッタリ！　食事に取り入れたり、マッサージオイルにまぜて使ってみて。

■双子座・天秤座・水瓶座（風のエレメント）……クローブ
　風のエレメントの人たちにとって、牡羊座太陽期は本来、活力あふれる時期になります。しかし今期は、持ち前の知性で状況を冷静に分析して、自分自身のやる気をおさえてしまう面も出てきそう。気持ちを高ぶらせ、記憶力向上の作用もある「クローブ」を使ってみましょう。ピリッとスパイシーな香りが知性を刺激して、新たな向学心やチャレンジ精神をアップしてくれます。精製水とまぜたルームスプレーを作って、リフレッシュに使うのがオススメ。

■蟹座・蠍座・魚座（水のエレメント）……シナモン
　水のエレメントの人たちにとって、牡羊座太陽期は、取り組むべき問題に前向きにチャレンジできる時期になります。ただし、このところの重ためな運気が心を乱して、何かを投げ出したくなったり、ヤケになった行動を起こしたりもしてしまいそう。甘やかな香りが特徴のシナモンを使ってみましょう。不安感やイラ立ちを癒やし、意識を今生きることにフォーカスできるようになります。スパイスとして紅茶やお菓子、料理などに入れるのがオススメ。

　牡羊座太陽期の影響は、太陽が牡牛座に移動する4月19日まで続きます。貴重な始まりパワーを前向きに使っていけるよう、サポートアロマとともに春からの楽しい1年を思い描きましょう。
（永沢蜜羽）

＞＞NEXT：12星座【3月20日「宇宙元旦」にすべきこと】牡羊座は未知の世界に挑戦、獅子座は内面に目を向ける！