8月30日は魚座の満月 こだわりや境界を手放して、優しさと受容性を手に入れよう！

　8月30日は満月です。満月は達成、成就の時。さまざまな結果が出やすい時期なので、新月で決めた夢や目標の進み具合を見つめ直すことに適しています。満月で、不調和なものや改善点が見つかったら、欠けゆく月の期間で手放していきましょう。

■今回の満月の特徴は？

【満月が起こる場所】魚座
【満月になる時刻】8月30日3:35
【魚座満月のキーワード】「豊かな感受性」「無条件の愛」「境界性のなさ」「慈悲の心」「芸術性」「インスピレーション」「霊感」……etc.

　今回の満月は、8月11日に乙女座入りした「幸運の星・木星」のほぼ真向かいで起こります。その木星は太陽と重なった状態。一方、月は「夢と幻想の星・海王星」と重なった状態です。そのため、太陽と月だけが織りなす通常の満月より、パワフルに惑星のパワーが働くことが予想されます。

　そんな満月が起こる魚座エリアの特徴は、「癒やし」や「感情の解放」にパワーを発揮すること。「自己犠牲的な愛」や「受容性」、「共感性」などにもスポットが当たります。現在、魚座エリアに滞在している海王星は、魚座の守護星。満月のそばでもあるため、今回はこの魚座の特徴がさらに強められる暗示です。

　また、この満月では木星の拡大パワーも働くため、「月」が支配する「人間の感情」は揺れがちになります。でも揺れる時ほど、深い感情の解放が起きやすい時。「自分の心の癒やし」や「誰かを許すこと」に意識をフォーカスさせるには最適の夜となるでしょう。

■魚座満月の過ごし方

　満月の日は、楽しいことを誰かと分かち合ったり、行きたかった場所に外出するなどに適しています。この日は、魚座のもうひとつの側面である「芸術性」や「インスピレーション」にフォーカスして、創作活動や芸術に関わることなどをやってみるといいでしょう。物語や音楽、絵画の制作のほか、料理やダンスの振り付けを考えるなど、創作のイマジネーションがどんどんわいてきそうな夜となります。

　特に創作活動をしない人も、美術館に行くなど、美しいものを見るようにするのがオススメ。感性が刺激されて、ふだんは思いつかないようなインスピレーションがわいたり、ふだん許せないような人のことも受け入れられる魚座のやさしさが得られるはずですよ。

■魚座満月にオススメの「手放し＆改善ワーク」

　魚座は12星座イチ、愛と許しの力を持っている星座です。境界線をなくす作用を持っているため、こだわりや許せない思いなどの手放しに最適。ほかにも魚座の特徴に該当する願いや欠点がある人は、この満月で、下記のような手放しや改善を誓ってみましょう！

★手放し＆改善の例★
「思い込みやエゴを手放して、自他共に愛情深い人になる」
「怒りやトラウマを手放して、自分の心に癒しを与える」
「現実的すぎる視点を手放して、芸術や創作を楽しむ時間を作る」……etc.

★魚座的特徴が悪く出ていないかもチェックを！★
「境界線を引くのが下手すぎて、人間関係がだらしなくなってしまう」
「夢見がちすぎて現実逃避してしまう」
「お酒や薬、恋愛などに依存する傾向がある」……etc.

　このようなことが思い当たったら、手放しを誓ってみましょう。

　手放し＆改善ワークは、満月を見つめながら、月光が心にしみこんでいくイメージでおこなうのがオススメです。不調和なものがあったら手放しや改善を誓い、うまくいっているものは感謝の気持ちとともに、そのままうまく進むことを願いましょう。

　魚座は水との親和性が高い星座。水がある場所で満月を見たり、水の音を聞きながら手放しを誓うと、魚座のエネルギーがよりパワフルに働きます。

　万一の曇りや雨で月が見えなくても、満月のパワーは地上に降り注いでいます。雲の向こうにある満月に思いを馳せて、そのエネルギーを感じてみてくださいね。

　12星座の最後に位置する魚座は、次のサイクルのために、「境界線をなくしてすべてを受け入れ、次の新しいサイクルへと生命の種をつないでいく」と言われています。私たちも魚座満月でいろいろな感情を手放したら、よい種だけを残して、次のサイクルへと進みたいですね。ステキな満月の夜を過ごしましょう！
（永沢蜜羽）

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