3月13日は魚座の新月 心の底からの癒やしと解放を願える日！

　3月13日は新月です。新月とは、月の満ち欠けのリズムに合わせて、約29日に一度、新しく月が生まれる日。このタイミングにお願いごとをすると、月の成長パワーが得られてかなうといわれています（詳しくはこちら）。

■今回の「魚座新月」の特徴は？

　新月は、どの星座の位置で起こるかによって、得意分野、エネルギーがあふれている分野に特徴があります。今回の新月の特徴を見ていきましょう。

【新月が起こる場所】魚座
【新月になる時刻】3月13日19:21
【ボイドタイム】 3月14日1:39～8:45
【魚座新月のキーワード】「癒やし・許し」「無条件の愛」「スピリチュアリティ」「芸術的感性」「深層心理の解放」……etc.

　12星座の連なりは、牡羊座で始まって魚座で終わります。最後を守る魚座は、すべての魂が源に帰り、新たに生まれる前のピュアな状態になることの象徴。「すべてを受け入れて」それらを「溶解して癒やし」、そして「大切なタネ」だけを取り出して「次の新しい始まり」に向けて残すような、そんな役割を持っているのです。

　そんな魚座で起こる新月は、「精神性の浄化」や、魂からの声を聞くような「インスピレーション」など、「自分の深いところからの気づき」を促してくれます。他者への「共感能力」や「慈悲のような愛情」といった、個人的なエゴを離れた感性も高まるでしょう。絵画や音楽、文筆や演劇などの芸術系や、あらゆる治療者やヒーリング、スピリチュアル、深層心理などに関する願いも、このうえない恩恵を得られるときです。

　さらに今回は、「楽しみと調和を司る金星」や「夢と癒やしの海王星」が新月に寄り添った状態になります。海王星は魚座の守護星。魚座新月が持つ癒やし効果や夢見る力、アート的なインスピレーションなどはさらに高まるでしょう。

　魚座が象徴する「終わり」は、完全な終結の意味ではありません。次のサイクルへ向けての「癒やしと解放」を行って、ゼロ地点に戻るような意味合いを持っています。私たち個々人にとっても、そうした「素の自分」に帰って新しく生まれ変われるような、「終わり」と「始まり」を意識することがオススメ。

　つらい記憶や自分を縛っている思い込み、許せない人など、すべてを手放してピュアで自由な状態になれるよう、魚座新月に願ってみましょう。

■「魚座新月」にオススメの願いごと

　今回、新月が起こる場所は「健康や労働」に関する6ハウス。深層心理から癒やしや許しがピンとこない人は、日々の習慣や仕事環境に関することなど、現実的なところから楽しく癒やしていける願いをしてみましょう。

★お願いごとの例★
「ダメな部分も含めたありのままの自分を愛したい」
「ずっと許せずにいた○○への怒りを手放せますように」
「想像力やインスピレーションを活かしたクリエイティブな仕事がしたい」
「無条件の愛を与えてくれるソウルメイトと人生を過ごしたい」
「自分を心から癒やしてくれる治療者や教師に出会えますように」
「他者の悲しみや痛みに心から寄り添える人になりたい」……etc.

■新月のお願いごとのやり方

　お願いごとのやり方はとても簡単！　好きな紙に2件以上10件以内のお願いごとを書きとめるだけです。ただし、お願いごとを書くときは下記に注意してください。

（1）新月になったタイミングから48時間以内にお願いごとを書く。最大パワーを得たいときは8時間以内に！
（2）お願いごとを書くときは、ボイドタイムを外すのがベター。
（3）お願いごとは2件以上、10件以内。それ以上でもそれ以下でもNG。
（4）書くときはパソコンなどではなく、手書きで。
（5）他人を変える願いごとはかなわないといわれているので、あくまでも自分主体に「自分がどうなりたいか」を書く。書いた紙は捨てなければ自由にしてOKです。

　ボイドタイムとは、月の力が弱くなり人間の判断や決断に迷いや間違いが起こりやすくなる時間のこと。この時間帯はお願いごとの発信に適していないため、避けたほうがいいといわれています。

　今回は、新月の瞬間からその日の深夜までボイドタイムがありません。自分の心とゆっくり向き合ってお願いごとをするといいでしょう。

■魚座新月のプチおまじない

　今回はお願いごとを書く前に、15分ほど瞑想をしてみましょう。瞑想といっても、難しいことはありません。静寂の中で静かに目を閉じて、自分自身の心や身体を感じてみましょう。その際、波音や水の流れる音が入ったヒーリングミュージックをかけるのがオススメ。魚座にとって、瞑想や水音はとても相性のいいものです。

　そして、静かに自分の心の深いところと結び付いてから、お願いごとを書いてみましょう。魚座的な「生命の源」へ帰る癒やしの力が呼び覚まされて、あなたの心からの願いを後押ししてくれるはずです。

　魚座新月は、まるで新しい1年を迎える準備であるかのように、毎年「春分」の前に訪れます。心身ともに癒やしや解放を行って、心地よく新たな春へと進んでいきましょう！
（永沢蜜羽）

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