【惑星から見る6月の運勢】展開がスピーディーになる1カ月 楽しむことに惑星エネルギーを使って

―――太陽が昼と夜を決め、月が潮の満ち引きを決めるように、普段意識していない天体・惑星も私たちに影響を与えています。さて、惑星たちは一体どういうパワーを私たちに投げかけてくるのでしょうか？　惑星予報で1カ月の動きを知り、星のパワーを上手に使っていきましょう！

■6月の惑星予報
『エネルギッシュな惑星配置でスタート』のち『太陽の歩みが2022年下半期に突入』

★ 6月の注目DAY ★
（1）5日……土星が逆行開始　締め付けがゆるむ傾向
（2）12日……金星と天王星が重なる　愛と美の革命
（3）21日……夏至　2022年下半期がスタート

■6月の主な惑星の動き
　6月は牡羊座エリアで木星と火星がほぼ重なった状態からスタートします。
　
　　拡大と発展のエネルギーを持つ木星と、行動力や決断力を司る火星が重なるときは、物事が順調に進みやすくなります。しかも12星座の中ではもっとも火星のパワーが発揮されやすい牡羊座エリアでの重なりなので、楽天的かつエネルギッシュに動けるときとなるでしょう。

　また、6月3日には、約1カ月の間、牡牛座エリアで逆行していた水星が順行に戻ります。停滞していた物事や行き違いが起きていたコミュニケーションなどはスムーズに進むようになるでしょう。水星は中旬くらいまで冥王星と調和の角度を結ぶため、順行に戻ったこの日からは、直感が冴えるなど頭脳の働きもよくなりそうです。

　14日に水星は双子座へ移動しますが、先の火星と同じく、水星にとって双子座は自分の守護星座。本来のパワーを発揮しやすい配置となります。情報収集や学び、対人コミュニケーションなどには最適なときといえるでしょう。

　実は今月は、オウンサインと呼ばれる惑星の本来の居場所、「守護星座」に滞在する惑星が多めです。火星、水星と説明してきましたが、他にも金星が牡牛座に、海王星が魚座に、土星（副守護星）が水瓶座にいる状態となっています。

　それぞれの惑星の特徴がストレートに出やすいと考えていいとき。特に火星、水星、金星は動きが早いので、このエネルギーは今月や来月の期間限定です。今月は、楽しいコミュニケーションや軽快な行動力、恋愛や趣味など、ハッピーなことの追求にこの惑星パワーを使っていきましょう！
　
★注目DAYはこう過ごそう
・6/5……慎重さと計画性を意識して
　土星が水瓶座エリアで逆行を開始します。制限や試練の星と呼ばれる土星が逆行するときは、その締め付けがゆるくなるといわれています。ただしその反面、コツコツと頑張ってきたことへのやる気がなくなったり、責任感が薄れたりなど、土星本来のよさが働きづらくなったりもします。物事を達成できるパワーも弱まるので、仕事や学業などでのやらなければいけないことに関しては時間を多めに見積もっておきましょう。特にこの日前後は、水星や月ともハードな角度を結びます。甘い考えやゆるい見通しには気をつけて。

・6/12……自分の楽しみや喜びに改革を！
　牡牛座エリアで金星と天王星が重なります。愛と美の星・金星は牡牛座の守護星。本来の居場所となるので、最大限の力を発揮しています。その金星が、改革パワーの天王星と重なるときは、自分の魅力を磨くのに最適。他にも金銭運や恋愛、趣味や楽しみなど、自分をハッピーにしてくれる物事をよりよく変えていけるときです。ただし、この日は月が真向かいに来る時間もあるため、ちょっと感情が不安定になるかもしれません。変化を目指すとしても突飛なものになりすぎないよう、きちんと考えてからにするのが吉。

・6/21……下半期の目標を考えてみて
　太陽が黄道90度、蟹座の入り口に達して「夏至」となります。夏至は1年の中で昼が一番長く、夜が短くなるタイミング。陰陽の「陽」の力が極まって「陰」に転じるときでもあります。今年の夏至の惑星配置は、「自分の居場所」や「ルーツ」、遠くよりは「身近なもの」に幸運の鍵がある暗示。太陽の歩みにおいては下半期のスタートでもあるので、自分の足元や心地いい環境などをしっかり固めることを考えてみましょう。下半期の計画や目標を立てるのもオススメです。

　陰陽のバランスが切り替わる夏至は、健康面などの生命エネルギーが不安定になるともいわれています。心身をしっかりケアして、楽しい夏へ備えていきましょう！
（永沢蜜羽）※画像出典／shutterstock

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