【鳳凰数術】イケナイことをしたくなる鳳凰数は……暮れの酉がとろサーモン久保田を鑑定

　最強占い師軍団がゲストの悩みを占いで解決し、さらにMCの加藤浩次さんが、占い師とゲストに吠えまくる、テレビ東京の新番組『占いなんて信じない』。10月6日深夜の放送では、とろサーモンの久保田かずのぶさんをとことん鑑定しました。久保田さんの過去、そして未来は？

■『占いなんて信じない』ってどんな番組？
　この番組には毎回、深い悩みを抱えるゲストが登場。全国から集結した最強占い師軍団が悩みを占いで解決していきます。番組の特徴は、見届け人である加藤浩次さんが鑑定に立ち合い、占い師とゲストの両者に忖度なしに吠えまくること。

　「占いを信じない男」加藤さんだからこその鋭い質問やツッコミに、ときには占い師がたじろぐ場面も。超リアルな占いバラエティ番組がスタートしました。

■ロケをボイコット？　イケナイことをしたくなる
　ゲストの登場前に予想した人物像が本人と完全一致していたことから、「占いを信じない」と言っていた加藤さんをも驚愕させた占い師たち。ここからは、とろサーモン久保田さんの悩みを占っていきます。

　久保田さんの悩みは「芸能界で今後、自分の居場所があるのか知りたい」ということ。この日は第1ラウンドとして、久保田さんと暮れの酉さんによる1対1の鑑定が始まりました。

----------------------------
暮れの酉（くれのとり）さん
古今東西の占術を極め、大阪で19年間行列を絶やさなかった伝説の占い師
占い：【鳳凰数術（ほうおうすうじゅつ）】
----------------------------

　まずは、オリジナル占術「鳳凰数術」で久保田さんの性格を深掘りします。名前の画数と生年月日から観ると、久保田さんが持っているキャラクターは「知りたがりのラクダ」。

　こちらのタイプの人は、覗いてはいけない穴を覗いたり、あえて安全地帯から外れてしまったりするような、冒険心の持ち主とのこと。この占い結果に久保田さんは「それはある」と頷きます。

　エピソードをと言われ、久保田さんが語ったのは「ロケのボイコット」。あるテレビ番組でパワースポットを歩くことになったそうなのですが、現地に行ったら、3時間の山登りを強いられたうえにボケることも禁じられたので、途中で帰ったと告白しました。

　加藤さんは「よくできるな」と苦笑。暮れの酉さんが「どんな反応が返ってくるのか、ちょっと面白がってしまうようなところさえあるかも」と告げると、久保田さんは同意します。

　「帰ったらボケになると思ってるわけ？」という加藤さんの質問に対しては、それはそれで今のようにエピソードトークができるからいいかなと思っている、と久保田さん。番組がその後どうなったかは不明ですが、スタッフは「見たことないぐらい真っ白な顔」をしていたと語ります。

■兄弟と話さず、親の愛にも恵まれなかった
　占いによると、久保田さんが生まれた日の空の星は「永遠に満たされることのない渇望」の星なのだそう。

　暮れの酉さんは、人間は成長の過程で「何でも与えてもらえる環境にいれば、こういうのってあんまり出ない」と言い、兄弟がいるなら、子どもの頃に比較されたりしたのではないかと占います。

　久保田さんは「ちょっとヤバいですね」と苦笑いし、中学校から高校まで、兄弟と話したことがないと明かしました。小学生の頃に祖母の家に預けられ、実家に戻ってから、兄弟にどう対応していいかがわからず、口を聞かなかったのだとか。

　高校時代、同級生だった相方の村田秀亮さんが家に電話してきたときに、弟が取っても取り次いでくれないため、翌日、学校で、なぜ電話に出ないのか聞かれたりもしたそう。そのように、兄弟とはかなり距離があったみたいです。

　暮れの酉さんが、愛されて育っている星には見えないと告げると、久保田さんは「めっちゃわかるわ」と返答。兄弟と話さなかっただけでなく、食事中、親がずっと他の人の悪口を言っていて、それが普通だと思っていたと打ち明けました。

　でも、悪口を聞いて育ったお陰で、ラップバトルに出場したら優勝。久保田さんは「神様ってマイナスだけ与えないと思った」「あのとき、親の悪口を聞いててよかった」と笑いを誘います。

■満たされていたら、今の芸風ではない!?
　暮れの酉さんは、兄弟を意味する星が「奪ってくる」など、あまりいい位置にあるとも占いました。だから与えられて育つのではなく「これだけな」と制限を加えられる環境で育つことになったようです。

　「だから満たされない」という暮れの酉さんに、久保田さんは、もし多感な時期に与えられていたら、今のような芸風ではなかったのか？　と質問しました。

　「そうです」と答え、暮れの酉さんは、与えられ満たされていたら、猪突猛進のキャラではなく、人を育てていく先生のキャラになったと鑑定します。

　加藤さんは「真逆じゃないですか」と反応し「指導者側？　久保田が？」と大笑い。久保田さんも「俺が指導者？」とにやにやしました。
　
　指導者にならず、今の芸風になったのは、家庭環境も大きく関係している様子。暮れの酉さんは、子ども時代にどういう経験をするかで変わる、と伝えます。

■芸能界に今後、久保田の居場所はあるのか？
　次は今後の仕事について観ていきます。久保田さんの悩みは、今後、芸能界において「居場所があるのか」ということ。暮れの酉さんが3枚のタロットカードから1枚選ぶように促し、久保田さんが選ぶと「エンペラー」のカードが出ました。

　「エンペラー」は皇帝・王様のカードなので、暮れの酉さんは「その芸風で王になる人」と読み解きます。ただし、暮れの酉さんが引いたもう1枚のカードは、おじいさんを意味する「隠者」だったため、もっと年を取ってからでないと、その域には行けないと告げます。

　また、暮れの酉さんのタロットの「エンペラー」は、トランプの「キング」同様、カードの上下に王様の顔があるのですが、上の顔は笑っているのに、下の王様は暗い顔をしているといったデザイン。

　ここから暮れの酉さんは、40代の間に毒舌を吐いてたたかれれば、将来は笑える。50代になったら、そのキャラが生きると占いました。

　加藤さんは「結局、吠えても負ければいいんだよ」と納得の表情に。吠えて、最終的に負けるのが「一番かわいらしく見える」と言うと、久保田さんも「そうですよね」と認めます。

　暮れの酉さんはさらに「暗い思いを下に溜め込んで、その溜めたものが自分の頂点になってくれる」「苦労を積み上げたほど、笑える」と占断。久保田さんは「今は下を向いていても、先にはいいことが待っている」「全部がつながるってことですね」と受け止めていました。

■「デビル」のカード！　地上波は諦めるべき？
　でも、いい占い結果だけでは終わりません。この後、もう1枚カードを引くと「デビル」のカードが！　暮れの酉さんは地上波や表ではない、ネット番組などで脚光を浴びると鑑定します。

　久保田さんが「地上波は無理ってこと？」と聞いたところ「地上波だと踏んづけられちゃう」と暮れの酉さん。加藤さんが「4年間、地上波諦めよう」と笑うと、久保田さんは「勘弁してよ！　なんか（番組に）呼んでくれ！」とわめきました。

　次回のゲストは久保田さん 、そして新婚の人気芸人の妻も登場する予定です。夫には「浮気の才能」がある？　10月13日（木）深夜の放送を乞うご期待！

■暮れの酉の「鳳凰数術」であなたの性格を占う
公式サイト：暮れの酉の「鳳凰数術」