60年に1回の「転機」に結婚？ 占い師が人気アーティストの過去を見抜く

　テレビ東京の深夜のバラエティ番組『占いなんて信じない』。1月9日は1時間スペシャルということでお昼に放送され、豪華ゲストが出演しました。話題の占い師が、番組前半は俳優の野村周平さん、後半は人気アーティスト・大森靖子さんを鑑定します。

■最強占い師軍団が人気アーティストを鑑定
　この番組には毎回、深い悩みを抱えるゲストが登場。全国から集結した最強占い師軍団が悩みを占いで解決していきます。番組の特徴は、見届け人である加藤浩次さんが鑑定に立ち合い、占い師とゲストの両者に忖度なしに吠えまくること。

　「占いを信じない男」加藤さんだからこその鋭い質問やツッコミに、ときには占い師がたじろぐ場面も。超リアルな占いバラエティ番組です。

　今回は、暮れの酉さんと斗弥さんが大森靖子さんを占いました。その鑑定の模様をお届けします。

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◎今回の占い師はこの2人
・暮れの酉（くれのとり）さん
古今東西の占術を極め、大阪で19年間行列を絶やさなかった伝説の占い師
占い：【鳳凰数術（ほうおうすうじゅつ）】

・斗弥（とうわ）さん
歌舞伎町で人気ホストとして働き、現在は熊本で占いカフェBARを営む
占い：【属性開抛（ぞくせいかいほう）】
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■27歳は60年に1回の「重要な転機」
　大森さんの衝撃の過去を言い当て、12歳の頃のエピソードを引き出した暮れの酉さん。次は20代の出来事を占います。

　占いによると、27歳は60年に1回やってくる「重要な転機」だったそう。これを聞いた大森さんは、当時「ロックの神様でありたい」と願っていたので、夭逝した歴代のロックミュージシャンたちのように、27歳で「終わるんだろうな」と思っていたと明かしました。

　27歳で終わることに憧れていたところ、「たぶん（人生が）続いていくほうが面白い」と言われて結婚し、その翌年に出産。占いが示す通り、大きな転機を迎えていたようです。

■「子どもに残せる」ような曲を作ると吉
　大森さんが悩んでいるのは「世間に合わせるべきか　自分の音楽性を貫くべきか」ということ。暮れの酉さんと斗弥さんが、それぞれタロットで、今後の方向性について占うことになりました。

　まずは暮れの酉さんが鑑定。「家」と「子ども」というカードが出たため、自身の子どもに残せるような曲を作るのが軸、と読み解きます。

　加藤さんは「いいこと言った」と感心し、大森さんに「その発想ありました？」と質問。大森さんは、歌詞がハードな分、メロディーをキャッチ―にする必要があるので、子どもの前で歌い、すぐに覚える曲だけを採用している、と打ち明けました。

　暮れの酉さんによると、それも正解だけれど、子どもが思春期になった頃に「母ちゃんいい歌、歌ってるじゃんって思えるような歌」を作るといいそう。

　それは、つらかった体験や、どう乗り越えたかといったことを歌にすれば、今つらい思いをしている人が勇気をもらえるから。この鑑定結果に、大森さんは「作ってみてもいいかもしれない」と笑顔を見せました。

■バンド活動をすることで戦闘モードが和らぐ
　斗弥さんは、大森さんの曲を生み出す原動力をタロットでチェック。出たカードは「ファイティング」という、戦いのカードです。

　根源に戦うエネルギーがある分、「鋭さ」があって強いから刺さるし、人の記憶の深い所まで入ってくるけれど、傷つく人もいる、と斗弥さんは伝えます。もちろん、ダメというわけではないけれど、この状況を変えるにはどうすればいいか？　も占いました。

　その解決策として出たのは「4人で力を合わせる」というカード。この鑑定結果に大森さんは「四天王バンド」という4人のバンドと組んで活動している、と反応。斗弥さんは「その道でいくと未来も成功と出ている」と告げ、バンドとの活動を推奨します。

　四天王バンドと一緒に演奏することで「戦闘モードが和らぐ」と言うと、大森さんは「確かに」とにっこり。普段、1人でライブをしているときは、自分が空気を作る必要があるけれど、バンドとの活動では、グルーブに乗ってみんなと歩調を合わせるので、ちょっと穏やかな気持ちになれるみたいです。

　歌っていて「超気持ちいい」と微笑む大森さん。加藤さんは「俺、適当に言ってるけど」と言いつつ、「そこなんじゃないの？」と背中を押しました。

　占いを終え、「スッキリできた？」と聞かれた大森さんは、「ちょっと強がりすぎてたんだなって思いました」とコメント。加藤さんは前向きになれたことを喜び、「占いってこういうことなんですよね？」と尋ねます。

　暮れの酉さんは頷き、「心の拠り所っていうか、松葉杖みたいに使ってくれたら」と返答。頼りきるのではなく、サポートのツールとして取り入れるのが正解のようです。

■暮れの酉の「鳳凰数術」であなたの性格を占う
公式サイト：暮れの酉の「鳳凰数術」