【11月のムーンアクション】11月1日は蠍座の新月、寒い季節を上手に乗り切るためのメソッド

――夜ごと姿を変える月は、私たちの潜在意識に影響を与えています。月の満ち欠け（月齢）に合わせて暮らすことで、より豊かな生活になります。月のリズムを上手に使って、ステキな1カ月を過ごしましょう！

■11月のムーンアクションは？
　11月16日、牡牛座で満月になります。11月の満月をネイティブアメリカンは、ビーバームーン（Beaver Moon） と呼んでいました。11月になるとビーバーたちは寒い冬を安全に過ごすための巣作りを始めることから、こんな名称が使われるようになったのです。ネイティブアメリカンがビーバーを捕獲するための罠を仕掛けるのが11月、ということに由来するとも。

　そろそろ私たちも冬支度を考えたい時期ですね。「寒い季節を上手に乗り切るためのメソッド」をお伝えしましょう。

　メソッドは毎日の習慣にするとさらに効果的ですが、1日にそんなにいくつもやろうとすると嫌になってしまうので、少しずつ生活に取り入れていくのがオススメです。

※月齢とは？
　新月の日を0として、その月が何日目の月かあらわす日数のこと。月の周期は約29.8日なので、月齢は0～29となる。

■11月1日～10日
11月1日（月齢29.3・新月）……どんな冬にしたいか、じっくり考えてみましょう。
11月2日（月齢0.6）……新しい防寒グッズを準備するチャンス日。新規開店の店が◎。
11月3日（月齢1.6・三日月）……寒い時期の自分の弱点を探って健康対策を。
11月4日（月齢2.6）……年下の人からのアドバイスに耳を傾けて。得るもの大！
11月5日（月齢3.6）……インスピレーションに従って冬支度するのが正解。
11月6日（月齢4.6）……家の中でできる趣味や、夢中になれることを探してみましょう。
11月7日（月齢5.6）………家族と寒い時期の過ごし方について話してみると◎。
11月8日（月齢6.6）……冬の間にやりたいことをピックアップ。それを目標にして。
11月9日（月齢7.6・上弦）……昨日決めた目標をスタートさせるチャンス日。
11月10日（月齢8.6）……この日に出会った人に注目。ステキなアイデアを教えてくれそう。

　2024年11月、太陽は主に蠍座を運行し、魚座にいる土星、海王星と120度の幸運な角度を作ります。感情を抑制し、落ち着いてものごとを見渡す冷静さが身につくでしょう。それによって救われる場面もしばしば。その一方で、豊かな感受性を活かして新しい理想を形作ることもありそう。感性を育てるべく、音楽を聴いたり絵画を鑑賞したりするのは大いに役立ちます。

　しかし、この太陽は牡牛座にいる天王星と180度の不調和角も作ります。突発的な出来事に慌てふためき、思わぬ失敗をするかもしれません。何が起きても自分は大丈夫だと腹を据える必要があるでしょう。

　さらに山羊座と水瓶座を行ったり来たりしていた冥王星は、いよいよ本格的に水瓶座へと移っていきます。時代の変わり目を迎えるのです。多少の混乱はあるでしょうが、古い因習や凝り固まった常識よりも、自分が正しいと信じる道を伸びやかに進んでいくことがより大きな幸運を招き入れるカギとなりそうです。

（小泉茉莉花）※画像出典／shutterstock

▼小泉茉莉花 公式占いサイト『愛と運命の月占術』
月の満ち欠けは、あなたの運命も、彼の本心も告げています。