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【血液型トリビア】病気編・A型はガンに、O型は胃の病気にかかりやすい!?

占いTVニュース / 2014年9月14日 20時0分

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 日本では知らない人はいない血液型占い。けれど血液型占いの人気は、日本やアジアの一部の地域に限られています。なぜでしょうか? 実はそこには世界の血液型分布が関係しているのです。そんな、血液型と、血液型占いにまつわるトリビアをご紹介しましょう。
 
 血液型別にかかりやすい病気があるのをご存じでしょうか。今回は、血液型占いではなく、血液型と病気の相関について医学的な研究結果のお話です。
 
【血液型別かかりやすい病気】
 
◆A型の人がかかりやすい病気
感染症……天然痘、マラリア、ノロウイルス
感染症以外……胃ガン、食道ガン、子宮ガン、乳ガン、糖尿病、心筋梗塞、リウマチ熱、肝硬変、心筋梗塞、脳梗塞
 
◆B型の人がかかりやすい病気
感染症……肺結核、肺炎、フィラリア、インフルエンザ(A1型)、食中毒(サルモネラ菌)
感染症以外……特になし
 
◆O型の人がかかりやすい病気
感染症……コレラ、ペスト、病原性大腸炎、インフルエンザ(A2型)、
感染症以外……胃潰瘍、十二指腸潰瘍
 
◆AB型の人がかかりやすい病気
感染症……梅毒、天然痘、肺炎、インフルエンザ(A1型)、食中毒(サルモネラ菌)
感染症以外……特になし
 
【感染症と血液型】
 同じ空間にいてもインフルエンザになる人とならない人がいて、同じものを食べても食中毒になる人とならない人がいるように、人によって感染症への抵抗力が違います。そこには、血液型物質も関わっているのです。
 
 ABO式の血液型物質は人の体中にあるだけでなく、細菌中にもあります。たとえば、ある肺炎球菌の中にはB型物質を多量に持つものがあり、A型の患者さんが感染して重症化すると、一時的に血液型がAB型に変わってしまうことがあります。この細菌の血液型物質が、血液型別に発症率が異なる要因となっているのです。
 
 各血液型の人は、自分と同じ血液型物質に対抗するための「抗体」を持っていません。そのため、A型の人はA型物質を持つ細菌に弱く、B型の人はB型物質を持つ細菌に弱く、抵抗力がないためかかりやすく、かかると重症化しやすいのです。
 
【感染症以外の病気と血液型】
 感染症以外の病気の場合は、体質や長年の生活習慣や環境、さまざまな要因があり、原因はひとつではありません。けれどその原因のひとつに血液型物質も関わっているのではないかと考えられています。
 
 たとえばA型の場合、細胞免疫力を低下させる慢性の感染症になりやすいため、それがガンの宿主要因として働くのではないかという説があります。また、O型が胃潰瘍になりやすいのは、胃炎の要因とされるピロリ菌が、O型だけに発症する型から進化してきたこととの関連があるという説もあります。
 
 心配性とされるA型の人は、かかりやすい病気が多いのを見て、さらに心配になってしまったかもしれません。そもそも、血液型占いの血液型別性格は、病気への抵抗力の強さの違いが原因となっているという説もあります。几帳面で心配性だからA型は様々な病気になりやすいのか、はたまた病気になりやすいA型が心配性で几帳面な性格となったのか、どちらにしろ、各血液型の体質と性格にも相関関係があるのは間違いないでしょう。
(高橋桐矢)
【参考文献】『パラサイト式血液型診断』(藤田紘一郎/新潮社)
 
>>NEXT:【血液型トリビア】血液型は最初は3種類だった? ヨーロッパでは6種類って本当!?

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