恋に効く色=ピンクは本当? 春になるとピンクが流行するワケ
占いTVニュース / 2014年2月12日 17時0分
春が近づくにつれ、「ピンク色」をよく目にするようになります。特に女性の服やコスメ、アクセサリーなど、物によってはピンクのオンパレードになることも。なぜ、春になるとピンクが流行するのでしょうか? また春は、恋が始まりやすい季節。恋に効く色としてピンクはよく言われますが、その理由は何でしょうか? カラーセラピーの視点で、それらの根拠を分析してみました。
◆春になるとピンクが流行するのはなぜ?
ピンクは、わかりやすく春の訪れを感じさせる色です。とりわけ日本人にとって印象が強いのは桜。ほかにも、梅や桃などピンク色の花をつける樹木が春の訪れととともに次々と開花するため、冬枯れの景色の終わりを告げる色でもあります。
古代より人はそこに生命力を感じ、新しい季節が始まるよろこびを祝っていました。花見などの行事はその名残です。また、ピンクはあたたかみや軽やかさも感じさせる色なので、冬の重たいダークカラーの服を脱ぐタイミングには、春を先取りできる気分にもなり、とても魅力的に映るのです。そのため、春になるとピンクが流行するのです。
同様の理由で、夏には清涼感があり海を感じさせるマリンブルーやターコイズカラーが好まれ、秋には実りを象徴するボルドーカラーやダークブラウンなどが好まれます。現代人は自然から切り離された生活をしているように感じますが、実は色に関しては自然のサイクルに合わせた色を今でも好んでいるのです。
◆ピンク=恋に効く理由
ピンクが恋に効く、と言われる理由には、主に2つの要素があります。
まず1つは、「ピンクは女性らしさや可愛らしさを感じさせる色である」ということ。男性にとっては、「安心感」や「守ってあげたい」という気持ちを抱かせやすい色なのです。
2つめの理由は、「ピンクという色そのものが、女性ホルモンを活性化するパワーがある」ということ。ピンクを身の回りに置いたり、身につけることで、女性らしさや若返りなどのセラピー効果を得ることができます。結果的に、美しく女性らしくなって、男性にモテる、というわけなのです。
ただし、いずれも恋愛に使う場合は、濃いめのビビッドなピンクよりも、淡いパステル調のピンクがオススメです。白っぽい淡い色調になればなるほど、相手にも自分にもやさしくソフトな印象を与えることができます。
◆ピンク好きな女性は嫌われやすい?
あまりにもピンクを多用している女性を「ちょっと苦手」と思ってしまう人もいますよね。特に同性間ではあまり評判がよくないのではないでしょうか?
実はピンクは、「愛し愛されることが必要」な色。そのため、あまりにもピンクが好きな人は、恋愛至上主義だったりとても依存的であったりすることが多いのです。周りからは媚びを売っているようにしか見えない場合もあり、その態度がやたらと鼻についてしまいます。
ピンク好きな女性がこうした状況を避けるには、ピンクの面積やアイテム数を減らすことがオススメ。ストールやアクセサリーなどのワンポイントで使うと嫌味になりません。そして怖いのは、ピンクを多用しているうちに、本当にそうした依存的な女性になってしまう可能性もあること。かわいく見せたいからといってピンクばかりを着るのは要注意なのです。
ピンクの上手な使い方
●濃いピンク
ローズピンクやショッキングピンクなどのハッキリした色は、淡いピンクよりも情熱や行動力を刺激してくれます。バッグやヒール、ネイルなどのポイントで使うと悪目立ちせず、オシャレな印象になります。女性らしさがありつつも強くしなやかでいたい時にはオススメです。
●中間〜淡いピンク
ピンク特有の優しさや、かわいらしさを一番感じられる色調です。ふんわりしたニットや薄手のストールなどと好相性。初対面の人と会う時やデートの時など、優しい印象を与えたい時にオススメです。また自分使いの小物にもオススメの色。よく目にするコスメポーチなどに使うと、女性ホルモンが活性化されます。
●スモーキーピンクやピンクベージュ
ピンクの特徴を残しながらも、地に足のついた落ち着きも得られる便利な色です。地味めにはなりますが、ピンクよりもしっかりした人の印象を与えるので、仕事用のバッグや服などに便利なカラーです。ピンクを身につけることに抵抗があるけれどピンクの恋愛力や女子力も欲しい、という人にはオススメです。
1970年代のアメリカでは、暴動の多い刑務所の壁をピンクに塗り替えたら暴動が減った、という研究結果が出ています。ピンクは実はそれほど人にリラックス感や安心感を与える色なのです。そんな優秀なピンクを苦手だと避けていたらもったいないですね。人前で身につけるのが苦手な人でも、寝具カバーなどに使うと、寝ているうちに女子力がチャージされて魅力的になれます。ぜひこの春はピンクのパワーを試してみてください!
(永沢蜜羽)
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