ターニングポイントがわかる【日本昔話占い】人生が変わるきっかけは何？

　子どもから大人まで、誰もが知っている日本昔話の主人公たち。最近は、携帯電話のCMでも人気です。昔話はキャラクターも個性的ですが、物語には人生のヒントが隠されています。今回は誕生日から、あなたがどの昔話の主人公タイプかを診断。そこから、あなたの人生の分岐点はいつか？　どうすれば幸せと成功を手にすることができるのかを探っていきます。生年月日で占ってみましょう。

【「運命数」の出し方】
　生まれた日の数字を分解し、一桁になるまで足していきます。最終的に導き出された一桁の数字が「運命数」です。

＜1984年5月16日生まれの場合＞
1＋9＋8＋4＋5＋1＋6＝34、3＋4＝7
「運命数」は「7」です。

　あなたの「運命数」は出ましたか？　さっそく結果を見てみましょう。

■運命数1「桃太郎」タイプ……納得いかない、おかしいと思ったとき
　あなたは「テレビ」タイプ。いろいろな情報を発信しているテレビのように、自分の思いを周囲に発信している人です。相手のオーダーに合わせて動きながらも、そこに自分の仕事をしっかり組み込んでいきます。自分のカラーを重視した仕事をするので、頭ごなしにしかる上司や、足をひっぱる職場仲間は苦手なようです。その仕事っぷりは、やや職人じみています。

■運命数2「わらしべ長者」タイプ……孤独を感じたとき
　わらしべ長者は、貧しかった男が、多くの人と出会うことによって、最終的にはお金持ちになるというお話。わらしべ長者タイプのあなたも、人との出会いが人生を変えていきます。分岐点は、「孤独を感じたとき」。人間関係で傷つくこともあったでしょう。しかし、ひとりぼっちではつまらないと、人と積極的に関わろうと決心します。共感力のあるあなたが出会いをポジティブにとらえるとき、次々と幸せが舞い込んでくるはずです。

■運命数3「花さかじいさん」タイプ……人を幸せにしたいと思ったとき
　正直者で心やさしい花さかじいさんが、枯れ木に灰をかけると、ぱあっと花が咲き乱れます。花さかじいさんタイプのあなたも、前向きな性格で、まわりを明るくするパワーの持ち主。人生の分岐点は、「みんなをハッピーにしたい」と思うとき。欲からではなく、ただ純粋に人を楽しませたいと願うとき、次々とアイデアが浮かんできます。自分の感性を活かせる職場や環境を見つければ、才能が開花していくでしょう。

■運命数4「一休さん」タイプ……窮地に追いこまれたとき
　とんちで大人たちを負かしてしまう、頭のいい小坊主の一休さん。あなたも一休さんのように、物ごとを冷静に判断する力や発想力があります。しかし、生ぬるい環境では、その優れた能力を発揮することはできないでしょう。そんなあなたの人生の分岐点は、「窮地に追いこまれたとき」。絶対、見返してやるんだと頭をフル回転。ぬかりのない計算、堅実な仕事ぶりで、大きなことを成し遂げるでしょう。

■運命数5「一寸法師」タイプ……新しい環境で勝負をする
　一寸法師はとても小さいけれど、勇敢な男の子。どんな状況でもめげずに、鬼を退治。欲しいものがあらわれる打ち出の小槌で、幸せを手にしました。そんな一寸法師タイプのあなたも、あきらめないことが大事。人生の分岐点は、「新しい場所、環境で勝負するとき」。ちょっと自分には無理かも……と思う環境で、あえてチャレンジしてみること。自分のコンプレックスをバネにして大逆転を果たすでしょう。

■運命数6「三年寝太郎」タイプ……みんなのためになると思ったとき
　三年も寝続けている怠け者と呼ばれた男。じつは、村の危機を救うことを考え続け、みんなを助けた誠実な男だったのです。そんな三年寝太郎タイプのあなたも、献身的で、強い責任感がある人。人生の分岐点は、「みんなのためになる」と思ったとき。控えめなあなたですが、人のために行動するとき、強いパワーが生まれます。とくに、美的センス、アートの才能を活かすことが求められるでしょう。

■運命数7「かぐや姫」タイプ……どうしてもやりたいことが見つかったとき
　竹から生まれたかぐや姫。美しく成長した彼女は、育ててくれたお爺さんやお婆さん、求婚者たちの願いもむなしく、月の使者と共に月へと帰ってしまったのでした。そんな、かぐや姫タイプのあなた。人生の分岐点は、「どうしてもやりたいことが見つかったとき」です。お金や義務感でもなく、人に反対されても心が突き動かされるとき。新たな人生の扉が開き、充実した生活を送るようになるでしょう。

■運命数8「金太郎」タイプ……誰かを守りたいと思ったとき
　金太郎は生まれたときから力持ち。森の動物たちを助け、強いクマも従え、森の平和を守りました。そんな金太郎タイプのあなたも力強いパワーがあり、まわりへの影響力も大きいでしょう。人生の分岐点は、「人を育てたり、誰かを守りたい」と思ったとき。組織やグループをまとめる力があるので、尊敬すべきリーダーとなります。ただし、エゴが強くなりすぎないよう注意が必要です。

■運命数9「浦島太郎」タイプ……将来のビジョンが見えないとき
　いじめられていたカメを助けて、竜宮城に連れていかれる浦島太郎。そんなに浦島太郎タイプのあなたも、誰かが困っているのを見て見ぬふりはできないはず。人生の分岐点は、「将来のビジョンが見えないとき」。慈愛の精神を持つあなたは、自分の快楽のためだけに生きれば、次第にむなしくなっていくでしょう。自分が本当に愛するものを見つけ、そのために生きようと決心したとき、喜びにあふれるはずです。

　昔話の主人公たちは、大きな困難に直面したり、ハンディキャップを背負っているケースが多いですね。しかし、そこから立ち上がり、逆境を乗り越えていきます。それは物語ですが、現実に役立つ話だからこそ、長く語り継がれているのでしょう。
（金森藍加）

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