【仏占い】怒りの対処法を仏様が伝授！ 怒りで心が乱れたとき、どうすればいい？

　普段の生活を見守ってくださっている仏様。お寺などで仏様を眺めていると、心が清められ、穏やかな気持ちになりますよね。怒りで心が乱れ、落ち着かなくなったとき、あなたはどのように対処すればいいのでしょうか。今回は生年月日からあなたの仏様タイプを導き出し、怒りの対処法を仏様から伝授してもらいましょう。

　まずは生年月日から、あなたの運命数を出します。

【「運命数」の出し方】
　生まれた日の数字を分解し、一桁になるまで足していきます。最終的に導き出された一桁の数字が「運命数」です。

＜1984年5月16日生まれの場合＞
1＋9＋8＋4＋5＋1＋6＝34、3＋4＝7
「運命数」は「7」です。

　あなたの「運命数」は出ましたか？　さっそく結果を見てみましょう。

■運命数1……「釈迦如来（しゃかにょらい）」……その場から離れて冷静になる
　釈迦如来は、仏教の開祖・ブッダ。悟りを開き、死後仏様となった姿です。あなたは悟りを開いたブッダのように自分だけの戒律を持ち、周囲に諭そうとします。そして怒ったときは、一方的に相手に感情をぶつけてしまいます。感情的になり言葉が荒くなる前に、その場からいったん離れましょう。冷静になれる場所まで行き、深呼吸をして怒りの感情から自分を守りましょう。

■運命数2……「阿弥陀如来（あみだにょらい）」……深く考えず流す
　阿弥陀如来は、死後の世界にある極楽浄土という仏の国の主。すべての命を救い、人々を温かく見守り、つらいことがあっても大らかに受け止めます。あなたはこの阿弥陀如来のように、どんな感情も受け止めてしまうところがあります。怒りの感情を抱くと、頭の中がそれでいっぱいになってしまうことも。自分の中で怒りの感情を流し、深く考え込まないようにしましょう。感情をため込まないことが大切です。

■運命数3……「文殊菩薩（もんじゅぼさつ）」……怒った理由を自分に問い詰める
　文殊菩薩は、知恵をつかさどる仏様。あなたは、この文殊菩薩のように、頭がとてもキレる人。好奇心旺盛で、何にでも興味を持ちます。怒りの感情が湧くと「なぜ？」「どうして？」と怒りの理由を見つけようとします。周りにも原因があるのではないかと相手にも問い詰め、関係を悪化させてしまう場合があります。そんなときは、怒った理由を自分にだけ問い詰めていきましょう。相手には素直に「ごめんね」とだけ伝えておきましょう。

■運命数4……「虚空蔵菩薩（こくうぞうぼさつ）」……次の行動を考える
　虚空蔵とは、宇宙のような無限の知恵や慈悲が収まっている蔵。そこから知恵や知識を自在に取り出して与えてくれるやさしい仏様が虚空蔵菩薩です。あなたも優しい一面があり、人のために行動することが多く、少々控えめで静かに構えています。怒るときも静かに怒りますが、怒りは一時的な感情で、時間が解決するだろうと思っているところがあります。怒りがおさまるのを待ちながら、今すべきことや次の行動を冷静に考えます。

■運命数5……「不動明王（ふどうみょうおう）」……自分を納得させる
　不動明王は、すべての障害を破壊し、怒りをもって屈服させる仏様。常に怒った顔をしていますが、人々を救済したり、守護をしてくれるやさしい仏様でもあります。あなたも、この不動明王のように、人にも自分にも厳しい一面を持っています。怒りの感情が湧いても周囲に当たらず、愚痴も言わず、ただ静かに黙っています。なんでこんなことで自分が怒ったのか、この怒りに正当性があるのかを問い続け、自分を納得させます。

■運命数6……「愛染明王（あいぜんみょうおう）」……友達や恋人に慰めてもらう
　愛染明王は、恋愛の仏様。生きる活力にも欲望にもなる愛情・情欲を悟りに変え、自己成長や悩みの解決へと導きます。あなたも愛染明王のように、人の悩みや怒りに対して、解決方法を導き出せる人。しかし感情が表に出やすいため、あなたが内心怒りを感じているとき、周囲の人はすぐに気づきます。そして、普段はあなたに相談していた人たちが、あなたを慰め、怒りを鎮めてくれるのです。

■運命数7……「大日如来（だいにちにょらい）」……明るく振舞う
　宇宙の姿そのものを仏格化したのが大日如来。仏様の頂点に立つ仏様です。大日如来タイプのあなたは、とても明るく、何もしなくても人が集まってくる人気者。正直者で、ウソをつきません。イラっときたら感情をあらわにし、攻撃的になります。しかし、感情的になっても根本的な解決にはなりません。相手がたじろぐくらいに明るく笑顔で振舞いましょう。笑いがすべてを鎮めてくれます。

■運命数8……「観音菩薩（かんのんぼさつ）」……大人になる
　あなたは観音菩薩。救いを求めている人の元へすぐに駆けつけ、いろいろな姿に身を変えて救済する仏様です。観音菩薩のように、あなたは適応力と判断力があり、常に実直。割り切った考え方をするのでめったに怒りませんが、怒りの感情が湧き起こると相手が謝るまで気がすみません。そういう時は、こちらが大人になって状況を冷静に見つめましょう。相手に理由があるかもしれませんし、自分が一方的に怒っているだけなのかもしれませんから。

■運命数9……「普賢菩薩（ふげんぼさつ）」……感情を吐き出す
　普賢菩薩はあらゆるところにあらわれ、教訓や修行を用いて命あるものを救う仏様。直接救うのではなく、遠まわしに救済の道へと導きます。普賢菩薩タイプのあなたは、本音は直接言わなくても、本心をわかってもらいたい人。怒りがこみ上げても言葉には出さず、はっきりした態度をとりません。怒りの感情を吐き出し、気分を整えましょう。運動で昇華させたり、会社の屋上で叫ぶのもアリです。

　「あいつがやった」「これされたから怒った」といっても、解決方法を見出さないと感情が突っ走ってしまうだけになってしまいます。もし怒りにとらわれてしまったら、執着をなくすことを意識し、次の手を打つようにしましょう。
（咲羅紅）