大皿料理を取り分けるor待つ？ 食事でわかる、その人との付き合いかた

　4月は、みんなで食事やお酒を飲む機会が多くなるシーズン。そこで登場するのが「大皿料理」。共食の象徴である大皿料理は、仲よくなるためのツールでもあります。大皿料理を前にして、どのような行動をとるのかは人それぞれ。実は、その行動によって、その人との付き合い方がわかってしまうのです。

■みんなの分を取り分ける人には……よそよそしい態度は禁物
　世話好きで、面倒見がいいタイプです。全体を見まわして、みんなが楽しめるよう気配りをする人。親しくなれば頼りになる存在ですが、好き嫌いはハッキリしています。このタイプの人が嫌がるのが、「よそよそしい態度」。とくに、自分だけに連絡をくれない……という状況には耐えられないはず。逆に、「いつもありがとう」と感謝を伝え、親しみをもって接すれば、心強い味方となってくれるでしょう。

■自分の分だけ取り分ける人には……個性を否定しない
　個性的で、マイペースなタイプ。独自の才能がありますが、自分の世界に没頭するあまり、まわりが見えていないこともありそう。気配りするのは苦手ですが、それほど他人に関心がないため、悪口も言わないでしょう。このタイプの人が嫌うのが、「みんなで一緒に」を押しつけられること。うまく付き合うには個性を尊重し、得意とする部分をホメてあげましょう。上機嫌になり、心を開いてくれるはずです。

■誰かが食べ始めるのを待っている人には……まわりくどい言い方はNG
　職場やグループでは目立つことはせず、周囲に合わせようとするタイプ。与えられた仕事をコツコツとまじめにこなす慎重派です。しかし、「私、何か失敗していない？」と不安になったり、テキパキ処理できずに焦ることもありそう。また、相手の何気ない一言を、あれこれ考えてしまう傾向があります。このタイプの人にはまわりくどい言い方をせず、ストレートに、かつ誠実に接することが信頼を得る秘けつとなるでしょう。

■残った料理を食べる人には……ユーモアをまじえて話してみて
　最後に一口だけ残った料理を食べる人は、自分に正直なタイプ。食欲旺盛でパワフル。「もったいない」が口ぐせです。陽気な性格で楽天家。深刻に考えるのが苦手で、「なんとかなるさ」と思っています。そのためか、ややルーズな面があり、うっかりミスをしがち。それを強く指摘すると感情的になってしまいます。このタイプの人には具体的にわかりやすく、ユーモアをまじえて話すと、気持ちが伝わりやすいでしょう。

　よく知らない人たちとの食事は、緊張しますね。その場のマナーや会話にも気を使います。しかし、笑顔であいさつをする、時間をきちんと守る、目上の人には敬語を使うなど、基本的なことができればうまくいくはずです。
（金森藍加）

＞＞NEXT：ハートじゃ気持ちは伝わらない!?　オムライスのケチャップでわかる、片思いバレバレ度