いまさら聞けないニュースの言葉「震度とマグニチュード」の違いは?

VenusTap / 2014年12月8日 7時45分

写真

11月22日の夜10時過ぎ、長野市や白馬村など長野県の北部でマグニチュード6.7、最大の震度6弱の大きな地震がありました。気象庁によると震度6弱といえば、“立っていられないほどの強い揺れ”だといいます。

こうした地震のニュースを子どもと一緒に見ているときに、「マグニチュードと震度の違いって何?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか? 正しい知識はもしかすると、子どもの命を救う武器にもなるかもしれません。

そこで今回は、明治17年以来ずっと日本の震度を計り続けてきた気象庁の情報参考に、マグニチュードと震度の違いをまとめてみたいと思います。

■電球に例えて考えてみる

そもそもマグニチュードとは英単語のmagnitudeで、辞書を引くと「大きさ」「規模」という説明が書いてあります。つまり地震において、マグニチュードとは地震そのものの大きさや規模を意味するというわけです。

光の強弱は、電球などで例えると“ワット”という単位で表しますが、地震の強弱はマグニチュードという単位で表します。40ワットより100ワットの光が強いように、地震もマグニチュード6.0より8.7のほうが揺れが強く、数字が大きくなればなるほど地震の規模が大きいというわけです。

ただ、同じ40ワットの電球で部屋を照らしても、光からの距離や家具の配置によって各地点の明るさが違うように、地震も場所によって揺れ方が違います。マグニチュードに対して震度とは、その場所その場所でどのくらい揺れたかを示す数値なのですね。

■長野神城断層地震の震度とマグニチュードは?

22日の夜10時8分ごろに起きた長野県北部の神城断層の地震の場合、マグニチュードは6.7でした。マグニチュードが1上がると、地震のエネルギーは約32倍になるので相当大きな地震です。

一方で震度を見てみると、震源に近い長野市や白馬村は震度6弱でした。北アルプスを挟んだ富山県の震度は3です。しかし距離的には富山県よりも遠いはずの石川県能登半島は震度4でした。揺れの大きさは、地盤の作りなどいろいろな影響を受けて決まってくるので、このような差が出るのです。

以上、震度とマグニチュードの違いをまとめましたが、いかがでしたでしょうか? 震源に近いほど一般的に震度は大きくなりますが、上記の能登半島のケースのように、単純に距離だけでは決まってこない側面もあります。今後の地震速報などは、マグニチュードと震度の違いを意識しながらチェックしてみてください。

VenusTap

トピックスRSS

ランキング