たっぷり3日間寝てもムリ!寝だめじゃ体のダメージは回復しないらしい

VenusTap / 2014年12月27日 17時40分

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平日忙しく働いているせいで、睡眠時間が削られているという方も多いのではないでしょうか。年末年始の休暇中にも平日の寝不足を寝だめして取り戻そうとする人もいるのではないでしょうか。

しかし、寝不足が続いたあとの寝だめでは、睡眠不足を解消できないどころか、週明けの月曜日や火曜日にかえって疲れを持ち越してしまう恐れがあるそうです。

そこで今回は、米国の論文や厚生労働省の「健康作りのための睡眠指針2014」を参考に、慢性的な寝不足のリスクと寝だめのマイナス面についてまとめてみたいと思います。

■慢性的な睡眠不足は寝だめをしても解消できない

週末は昼過ぎまでベッドの中……確かに気分的には睡眠不足が解消されたような気になりますよね。しかし、米国のペンシルベニア州立大学の研究者らが健康な成人男女30名に行った調査では、“6日から7日続いた睡眠不足”による悪影響は、その後3日間寝だめをしても“完全には”回復しないと分かりました。

例えば注意力や反射神経をチェックするテストでは、寝だめをした後でも能力に改善が見られないとの結果が出たのです。それだけ慢性的な睡眠不足は体にダメージが残るのですね。

■寝だめは週明けの仕事に影響を与える場合も

週末に寝だめをすると、かえって週明けに疲れや集中力の低下などを引きずってしまうリスクがあることも分かっています。

例えば金曜日まで残業を目いっぱいして、土曜日に昼過ぎまで寝だめをしたとしましょう。眠気や疲労感は一時的に解消されるのですが、昼過ぎまで寝ていたため土曜日の就寝時刻が遅れ、そのままスライドして日曜日の起床時刻も遅れることに。

生活リズムの乱れは睡眠の質の低下を招きます。結果、月曜日や火曜日まで寝不足のデメリットを引きずってしまう恐れがあるんですね。

休日も同じ時間に起きて同じ生活ペースを保つことが理想的ですが、意志が弱くてつい遅くまで寝てしまうという人は、平日の昼過ぎに時間を見つけて昼寝をしてみてください。仕事によっては昼寝などできないかもしれませんが、上手な方法を探して寝不足を小まめに解消してみてくださいね。

以上、寝だめでは完全に体や脳を正常に戻せないという話をしましたが、いかがでしたか? 睡眠不足には、週末にたっぷりと寝るより平日にちょっと昼寝をするほうがいいようです。

忙しい職場で働いている人は、上司を巻き込んで残業のやり方を見直してみるなどといった議論をしてみるといいかもしれませんね。

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