超ゴージャス&クールな女窃盗団! 負けじとオールスターの新生”オーシャンズ”<連載/ウワサの映画 Vol.44>

Walkerplus / 2018年7月26日 16時15分

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デビ―(手前、サンドラ・ブロック)に染みついた”盗む&逃げる”ことのスリルが、窃盗の最難関である”世界中が見てる前で盗みたい!”という欲求に発展…!?/©2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

「サンディ姐さん(=サンドラ・ブロック)のご出所! おぉ~っ、『オーシャンズ11』と同じオープニングっ」と、冒頭でいきなり興奮の「オーシャンズ8」。ジョージ・クルーニーやブラピらが活躍した”犯罪ドリームチーム”が、意表を突く女性版でうれしい復活です。世界のセレブ大集合の祭典“メットガラ”に、1億5000万ドルもするカルティエのダイヤモンド・ネックレス”トゥーサン”…。舞台から標的まで、女心をくすぐりまくるクライム・ショーが華やかすぎるぅ!

主人公は、5年の刑期を終えて刑務所を出所したデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)。かつて“オーシャンズ”を率いたダニーを兄に持つ強盗ファミリーの一員です。彼女は、塀の中で熟考したプランを実行すべく、右腕のルー(ケイト・ブランシェット)と共に犯罪のプロたちをスカウトし“オーシャンズ”を新結成します。集まったのは、天才ハッカー(リアーナ)、スゴ腕スリ師(オークワフィナ)、盗品ディーラー(サラ・ポールソン)、ファッションデザイナー(ヘレナ・ボナム=カーター)、ジュエリー職人(ミンディ・カリング)。ターゲットは、NYメトロポリタン美術館(=メット)で開催される世界最大のファッションの祭典“メットガラ”で、ハリウッド女優・ダフネ(アン・ハサウェイ)が身に着ける1億5000万ドルの宝石! しかし、屈強な男たち&張り巡らされた防犯カメラという超厳重セキュリティ問題が…。”世界中に生配信される祭典のさなかに宝石を盗み取る”という前代未聞の計画は成功するのか? そして、そこに隠されたデビーの更なる計画とは…!?

セレブ600人以上が集うメットガラの雑踏に仕掛けた緻密な策を、計算され尽くされた連携ワザで颯爽と遂行していく見せ場と、その後に待つサプライズ的波乱。う~ん、この語り口こそオーシャンズ! オタクっぽさが意外性十分のリアーナ、”ザ・女優”な振る舞いが大げさで笑えるアンら、いいキャラもそろってます。なんといっても、人柄が良くて人望も厚いサンドラが司令塔役にぴったり! 更生を誓って所持金45ドルで出所した姐さんは、デパートに直行して「この手があったか!」と危うく手を打ちそうになる”返品詐欺”を披露後、他人を装い高級ホテルに無料ステイ…。盗っ人一家のDNAを見せつける序盤が、庶民的で楽しいっ。

メインの犯行のアレコレは言えないんでねー、その他の注目点を。まずは、メットにて2週間もの長期撮影が実現したメットガラの舞台裏や劇中展覧会。本番さながらの作り込みは細部まで見ないともったいない。買えないから私は一生行かないであろう(泣)カルティエ・マンションでのシーンにもうっとりだし、「VOGUE」誌本社ものぞけちゃうし、全編NYロケがかなり豪華です。さらに、映画のために製作した特別な”トゥーサン”や、8人がまとうドレスにもため息連発。サンドラのドレスはアルベルタ・フェレッティ、アンはヴァレンティノ(劇中ではヘレナ演じるローズがデザインした設定)と、1人1人違うデザイナーによる逸品だそう。そのディレクションは「VOGUE」編集長のアナ・ウィンター(出演してます)が担当したという…、やりすぎ感すら漂う”本物の美”へのこだわり(笑)。さらに、ゼイン・マリクなどなど、シリーズ名物の豪華カメオにもご期待を。

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