「フィギュアスケート」真の魅力はローカル大会にあり?羽生、真央に次ぐスターを探せ

Walkerplus / 2014年12月4日 19時29分

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今シーズンに復活をかける西野友毬。東京ブロック大会と東日本選手権で見事な優勝を飾った

12月5日(金) ~7日(日)の3日間、東京都と愛知県でフィギュアスケートのローカル大会が開催される。フィギュアスケートがブームになって久しいが、ローカル大会を観戦に行くファンはまだまだ少ないのが現状だ。どんな有名選手であっても、こういったローカル大会での経験を経て成長し、檜舞台へと駆け上がっていく。次世代のスターを見つけ出す大きな楽しみを現地で体感してほしい。

ローカル大会ならではの見どころといえば、コーチと選手のやりとりを間近で見学できること。近年、フィギュアスケートは技術的に飛躍的な進歩を遂げており、新採点方式の導入以降、ルールも毎年のように変更がある。技術やルールの進化にコーチがいかに対応し、選手たちに教えているのかを垣間見ることができる。

まず、12月6日(土)・7(日)にダイドードリンコアイスアリーナ(西東京市)で開催される、東京都の都民体育大会を紹介したい。かつてはオール関東という名称で、関東一円の選手が多数出場していたが、出場選手のさらなる増加に伴い、現在は東京都スケート連盟所属の選手を中心に開催されている。

シニア女子クラスにエントリーしている西野友毬は、全日本選手権に向けて充実した準備ができている様子。ジュニア女子クラスで注目したいのが紀藤裕香。ノービス時代(10~14歳)から大きな期待を寄せられていた選手で、けがの影響でしばらく試合に出ていなかった時期があったが、ここにきてジャンプの調子も上向いている。“踊れる”という点では現在のジュニアでナンバーワンかもしれない。

愛知県で開催される「The 24th Aichi Figure Skating Competition」(通称TP大会)にも注目を。今年は12月5(金)~7日(日)の3日間、日本ガイシアリーナ アイスリンク(名古屋市)で行われる。ジュニア選手権(5級以上)、選手権(7級以上)についてはショートプログラムのみで競う大会であり、全国中学校大会、インターハイ、国体、三笠宮杯に愛知県の選手が出場するためにはこの試合に出場しなくてはならない。それらの大会の予選としての役割を持っているのだ。また、愛知県内のトップ選手がグランプリファイナルや全日本選手権への最終調整として出場する大会としても知られている。

中でも、宇野昌磨と山本草太が出場する選手権男子クラスに注目が集まっている。12月中旬にスペイン・バルセロナで開催されるISUジュニアグランプリファイナルの最終調整として直前のこの大会に臨む。先日の全日本ジュニア選手権でも好調ぶりをアピールした両選手。今回はショートプログラムのみなので、2人のトリプルアクセルのコンディションに注目したい。

12月7日(日)の選手権女子クラスには、先日のGPロシア大会を制し、全日本選手権の優勝候補となった本郷理華が出場予定。凱旋試合でどんなパフォーマンスを見せてくれるのかが楽しみだ。そして村上佳菜子もエントリーしている。NHK杯での悔しい思いをここで晴らして、全日本選手権へとつなげてほしい。

ローカル大会の場合、エントリーのみで出場を回避するケースも多々あるため、紹介した選手が必ずしも出場するとは限らないことを付け加えておきたい。チケット争奪戦もなく気軽に観られるローカル大会で、フィギュアスケートの未来のスターたちを応援してみてはいかがだろうか。【中村康一】

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