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意外と知らない!?五月人形のルールとは

ウェザーニュース / 2018年4月28日 11時0分

ウェザーニュース

街では、こいのぼりなどを見かける機会が増えてきましたね。
今回は、TVCMでも有名な「人形の久月」の広報の方に、五月人形を飾る上でのルールについて伺いました。

どんな人形をかざる?

五月飾りは、家の中に飾る「内飾り」(鎧飾り・兜飾り・子供大将飾り)と屋外に飾る「外飾り」(鯉のぼり・武者幟)に大きく分けられます。お子様の無事の成長を祈るための内飾りと、立身出世を祈るための鯉のぼりとは、質も意味あいも違うので、できれば両方飾ることが望ましいとされています。

誰が買うもの?

一般的には、お嫁さんの実家から贈られるとされていますが、今日では、かわいいお孫さんのために両家で折半し、たとえば、鯉のぼりはお嫁さんの側で、五月人形はお婿さんの側で、というように分けることもあります。

五月人形を飾る時期は?

春分の日(3月20日)頃から4月中旬までには飾りたいものです。なんといっても重要なことは、毎年飾ること。年1回のお子様のためのお祭りですので、ぜひ、めんどうくさがらずに飾ってください。ご家族の願いもきっとかなえられるでしょう。しまうのは、季節の節目という節句の由来を考えると、5月中旬までの天気の良い日にしたいものです。鯉のぼりも同じです。

次男三男が生まれたら?

五月人形は赤ちゃんの身代わりとなって厄を受けています。一人一人のお守りなのです。神社のお守りを2つに割って、2人で分けることはしないのと同じように、父親の五月人形を譲り受けたり、兄弟兼用にしたりすることは避けたいものです。何かの事情で人形を持っていられなくなったら、全国各地で人形供養が行われているので、供養を受けてからおさめてもらいましょう。

ルールを知っておくと、五月人形やこいのぼりをご家庭でも安心して飾ることができそうですね。

参考資料など

参考・画像
人形の久月HP https://www.kyugetsu.com/special/index.php

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