古き良き日本の知恵 打ち水のメカニズムと効果

ウェザーニュース / 2018年8月3日 11時0分

ウェザーニュース

夏の暑い日、店先や路地裏などで人々が打ち水する光景は、日本の夏の風物詩の一つですよね。
ただ、言葉は知っていても、なかなか実際にやる機会は少ないかもしれません。

2010年に行われたウェザーニュースの調査によると、夕方から夜が最も効果が高く、平均で1.2℃ほど気温が低下したことが分かっています。多い所で−2℃程度の効果が認められているようです。

調査実施:2010/7/23~8/23、約500件の報告を集計

風呂上がりの「湯冷め」と同じ

「打ち水」は、実は気化熱を利用した科学的根拠のある手法です。
打ち水をすると「気化熱」によって地面の熱が大気中に逃げていきます。

「気化熱」とは、水が気体になるときに周囲から吸収する熱のこと。

例えば、熱いお風呂に入った後、カラダを拭かずにそのままでいると湯冷めしてしまいますよね。打ち水で涼しくなるのは、実はこれと同じ原理なんです。

では、効果的な水の撒き方や時間帯をご紹介します。

暑さ落ち着く朝夕がおすすめ

◆ドコにまく?
地面はもちろん、ベランダ、建物の壁、屋上、エアコンの室外機なども効果的
日向よりも日陰や風通しの良い場所に

◆道具は?
どんなものでもOK!じょうろやバケツ、ペットボトルで打つもよし

◆どれだけ水をまく?
なるべく広範囲に行うと、効果が持続

◆時間帯はイツがいい?
朝、夕方、夜の涼しい時間がオススメ
※昼間の炎天下では、逆に蒸し暑くなってしまうこともあるので要注意

◆どんな水を撒く?
お風呂の残り湯、エアコンの室外機にたまった水、雨水など2次利用水を使うとさらにエコ度がUP!!


記録的な猛暑が続くなか、少しでも暑さを和らげるべく、挑戦してみてはいかがですか?

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