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今朝の冷え込みで福岡では「だるま朝日」出現 蜃気楼の一種

ウェザーニュース / 2018年9月28日 8時0分

ウェザーニュース

28日(金)朝、福岡県行橋市から「だるま朝日」の写真が届きました。海面水温と気温の差が大きくなることで光が屈折し現れる現象で、秋~冬に多く見られます。

今日28日(金)は朝鮮半島の北から進んできた高気圧に覆われて、東北から九州の広い範囲で晴天が広がっています。このため朝は気温が下がり、だるま朝日が撮影された福岡県行橋市でも14.9℃と、最低気温が15℃を下回りました。

一方で、海水温はすぐには下がらず25℃程度はあり、比較的温度差が大きくなったため、だるま朝日が出現したものとみられます。

朝はヒンヤリとしても昼間は30℃近くまで気温が上がり、汗ばむ陽気になります。体感の変化が大きくなるので、体調管理を万全にしてください。

だるま朝日とは

だるま太陽とも呼ばれ、冬にまれに見られる現象です。
空気の密度が鉛直方向に急激に変化している状態の時に風景が歪んで見える「下位蜃気楼」現象によるもので、十分に冷やされた空気の下層が海面により暖められることで密度差が大きくなり、下側に朝陽の虚像が見えることでだるま型になるといわれています。

一方、富山湾で春などに見られる有名な蜃気楼は「上位蜃気楼」と呼ばれ、冷たい海水の上に暖かい空気が流れ込むことで見られるといわれています。

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