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大型で非常に強い台風24号 風のシミュレーション

ウェザーニュース / 2018年9月28日 21時15分

ウェザーニュース

台風24号のシミュレーション結果をもとに、風の流れを可視化しました。上空の風の予想
※ページ内で再生が出来ない場合は、https://youtu.be/OaMudtNHd80からご覧ください。


28日(金)18時現在、大型で非常に強い勢力の台風24号(チャーミー)は、沖縄の南を北上しています。

▼台風24号 9月28日(金) 18時現在
 存在地域   宮古島の南東約240km
 大きさ階級  大型
 強さ階級   非常に強い
 移動     北北西 15 km/h
 中心気圧   950 hPa
 最大風速   45 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s

非常に強い勢力を維持して西日本に上陸へ

台風24号 予想進路

台風24号は、明日29日(土)に沖縄本島地方に最接近する予想です。
沖縄付近は海面水温が高く、再び若干勢力を強めて九州へ接近し、30日(日)には非常に強い勢力のまま、四国や近畿へ上陸する見込みです。

風のシミュレーションの解説

記事冒頭のアニメーション動画では、上空の大気下層、約1500m付近の風の予想を示しています。
地上においては、地表面との摩擦抵抗により若干風速は弱まりますが、抵抗の少ない海に近い地域ほど、風は強まります。

動画を見るとわかるように、台風は速度を上げて本州方面へ接近するため、進路の右側(危険半円)で特に風が強まりやすい予想です。沿岸など風の強まりやすいところでは、瞬間的に60m/sを超えるような暴風が吹くおそれがあります。

進路はほぼ確定

世界の気象機関による予測モデル

複数のシミュレーションモデルの計算結果を比べると、ほとんどの機関が日本列島を縦断するコースを計算しています。気象庁の予想進路図を見ても、進路のとりうる幅を示す「予報円」はとても小さくなっていることから、進路はほぼ定まってきていると言えそうです。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風24号のチャーミー(Trami)は、ベトナムが提案した名称で、バラ科の花の名前です。

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