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魚河岸伝授! 煙を出さずに美味しくさんまを焼く方法

ウェザーニュース / 2018年10月6日 11時0分

ウェザーニュース

今が一番脂がのって美味しいさんま。脂があるということは、直火で焼くと煙探知機が作動するほど煙が出てしまいます。煙も美味しさの一つなですが、ご近所迷惑になることも。そこで、船橋地方卸売市場の魚卸売、株式会社山末の内海治久さんに解決策を伺いました。

さんまの脂が火にかかると煙が出る

魚河岸にもさんまの塩焼きが食べたいけど、「煙がねぇ…」と恨めしそうに見てあきらめるお客さんが多くいるようです。そんな時に内海さんは、下ごしらえから煙を出さない焼き方まで教えると言います。

「さんまは焼くと脂がしたたり落ちます。それが火にかかると煙が出るんです。だから魚焼きの網だと煙もうもうになります。一番簡単で煙が出ず美味しいのは、フライパンにクッキングシートかアルミホイルを敷いて焼くことなんです」(内海さん)

フライパンで焼けば煙は出そうにありませんが、それでパリッと焼けて美味しいのでしょうか。

美味しく食べる下ごしらえのワザ

「買ってきてそのまま焼くだけでは、美味しさも半減です。まず買ってきたら塩水で軽く洗います。この時、できるだけ手で触らないように。手で触ると魚が傷むからです。大きいボウルや洗い桶に塩水を入れてさんまを入れたら容器をゆすって洗います。それからザルに上げて水を切ったら、高いところからまんべんなく塩を振って少し休ませておくと身がしまってぐっと美味しさが増すんですよ」(内海さん)

下ごしらえをきちんとすると、美味しさが増すんですね。

「それから焼きに入ります。まずフライパンにクッキングシートかアルミホイルを敷きます。フライパンを熱したらさんまを置いて中火で5分焼きますが、フタはせず、焼いている間に出てくる脂をキッチンペーパーでふき取ります。さんまの皮をパリッとさせるためです。」(内海さん)

出た脂はペーパーでふき取る

「ちょっとした手間をかけるだけですが、これが美味しさの秘訣です。5分経ったら裏に返して同様に5分焼いて出来上がりです。皮目もパリッとして焦げ目もつきふっくら美味しく仕上がりますよ」(内海さん)

バーベキューで焼く、本当の味

「でも、本当は直火で煙もうもうの焼いたさんまが最高なのは間違いありません。だから屋外のバーベキューなら煙をきにすることもなく、思う存分味わえますよ」(内海さん)

秋真っ盛り。家ではフライパン、キャンプなどのバーベキューでは、思いっきり煙もうもうのさんまを味わってみてください。

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