伊勢湾で潮位が急上昇開始し、名古屋は120cm超に

ウェザーニュース

30日(日)20時頃に和歌山県に上陸した台風24号は深夜にかけて東海地方を通過します。

台風の接近に伴い、伊勢湾や三河湾の潮位が上昇しています。

名古屋は通常より120cmほど高く

21時30分の段階で名古屋は通常より120cmほど高くなってきました。また、三河湾の衣浦でも100cm以上の潮位になっています。

名古屋は最大瞬間風速は31.4m/s、気圧は980hPaを割り込み、吹き寄せ・吸い上げどちらの効果も高くなってきています。

明らかな潮位の低下が見られるまでは警戒

すでに満潮時刻を過ぎましたが、天文潮位の低下よりも高潮の影響が大きく、台風が最接近する22時前後までは潮位が上昇する恐れがあります。

風が強まって吹き寄せ効果が高くなると急激に上昇し、記録的な潮位となる危険性がありますので、台風が離れて、明らかな潮位の低下が見られるまでは警戒を続けてください。