気になる乾燥 気温が拍車をかける「湿度」のカラクリ
ウェザーニュース / 2018年11月13日 7時40分
これから冬にかけて、湿度が低い日が増えて、乾燥が気になる季節になります。
じつは同じ湿度の数字が出ていても、冬は空気に含まれる水分そのものが少なくなってしまうカラクリが存在するのです。
そもそも「湿度」って?
その理由をひも解くには、湿度の定義をがヒントになります。
一般的に湿度と呼ばれているものは、正確には「相対湿度」といいます。
相対湿度の考え方
相対湿度とは、
「空気中に含まれている水蒸気の量」÷「その気温の空気が含むことのできる水蒸気の量(飽和水蒸気量)」×100(%)
で計算できます。
この式に登場する「飽和水蒸気量」は、気温が高い時ほど量が大きくなります。つまり、気温が高い時ほど、空気中にたくさんの水蒸気を含むことができるということを表しています。
つまり、冬になると気温が下がるので、空気が含むことのできる水蒸気の量(飽和水蒸気量)が少なくなってしまいます。
そのため、同じ「湿度50%」でも、例えば30℃のときと15℃のときでは、空気中にある水蒸気の量が違い、15℃のときの方がかなり少なくなってしまいます。
これから冬に向かい気温も低く、湿度も低くなるので、空気中の水分そのものがかなり少なくなります。
加湿器などを上手に使って、乾燥対策をしてくださいね。
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