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今月の満月は明日25日!でも今日24日の月の方が丸い理由

ウェザーニュース / 2018年10月24日 16時15分

ウェザーニュース

2018年10月の満月は25日(木)ですが、満月の瞬間が深夜1時45分のため、「今夜」24日夜から25日明け方にかけて見える月が満月となります。

そもそも満月とは?

月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いており、地球から見た時に太陽の光を反射している面がどこを向いているかで、三日月や上弦の月、満月など、見かけ上の形は変わります。

天文学的にいうと、満月は地球を真ん中にして太陽と月の位置が一直線に並ぶ(月と太陽の黄経差が180度になる)瞬間を指します。

東京都の場合

カレンダーや新聞などに記載された月の満ち欠けで今月は25日が満月となっているため、25日〜26日にかけての夜に見える月が満月と思われている方も多いと思いますが、今月は満月の瞬間が25日の1時45分になるため、今夜の月がより真ん丸な満月ということになります。

満月の定義の違い

先ほど天文学的な満月の定義を、地球を真ん中にして太陽と月の位置が一直線に並ぶ瞬間と書きましたが、一般的には「満月の瞬間を含む日」を満月しています。

そして、一般的にカレンダーなどで表記する際は満月の日だけを表し、満月の日の明け方前に出ている月か夕方以降に出ている月のどちらを満月とするかを、明確に区別していません。

なぜ、そのように曖昧になっているのかというと、満月の瞬間が見えない月があるからです。満月の瞬間が日本の昼にあたる時は、月は地平線の下にあるためもちろん見ることが出来ません。

そして、日本時間で正午に満月となった場合、その日の明け方前と夕方以降のどちらの月を満月とするのか非常に難しいため、厳密に区別せずに、満月を含む日を満月とする緩やかな定義が使われています。

もっとも両夜の月はどちらもほとんど満月であるため、肉眼で月をみても違いはほとんどありません。

ただ、やっぱり自分はより丸い月を見たい!という方は、今夜の月を見るようにしましょう。

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