なぜできる? だるま朝日・夕日
ウェザーニュース / 2018年11月28日 16時30分
2018年9月28日 福岡県行橋市より
秋から春にかけて、冷え込みが強まると、日の出・日没の際に、太陽がくびれてだるまのような形に見えることがあります。
その原理を解説していきます。
だるま朝日・夕日ができる原理
密度の異なる空気の層
だるま朝日・夕日は、太陽の光が屈折することで起こります。
通常、光はまっすぐ進みますが、密度の異なった空気を通ると光は曲がって進みます。
空気の密度は、主に気温によって決まるため、気温差の大きい空気の層ができると、そこで光が屈折します。これにより、太陽が歪んでだるまのような形に見えるのです。
冬に多く見られる現象
空気はすぐに冷たくなり、水はゆっくりと冷たくなる性質があります。
そのため、寒気や放射冷却などで急激に空気が冷やされることの多い冬は、海水よりも空気のほうが冷たくなりやすく、だるま朝日・夕日を見られることが多いのです。
朝晩冷え込む日がチャンス!
朝晩冷え込む日は、だるま朝日・夕日のチャンスあり!自分の目でみたいという方、万全の寒さ対策をして、水平線に注目です♪
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