1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

2018年で最も印象に残る自然現象 全国の3人に2人が"台風"と回答

ウェザーニュース / 2018年12月19日 6時30分

ウェザーニュース

ウェザーニュース独自調査より

2018年の漢字一字に「災」が選ばれ、ウェザーニュース会員が選ぶ漢字一字にも「激」が選ばれるなど、今年の日本は数多くの大災害が印象的な一年となりました。

ウェザーニュースでは、2018年11月14日〜15日に今年一年で印象に残った気象・自然現象について調査を実施。全国の会員7,723人の回答(複数回答可)を集計した結果、次のような結果となりました。

上位は台風、猛暑、豪雨、地震に

全国の回答を集計したグラフ(複数回答可)

特に回答数が多かったのは、次のような現象でした。

<台風 76%>
最も多かったのが、発生数、上陸数ともに記録的な多さとなった「台風」で76%でした。

中でも台風21号の際は、関西国際空港の滑走路などが大規模浸水したり、タンカーが連絡橋に衝突するなど衝撃的な事故も発生し、全国的にもかなりインパクトのある災害となりました。

<猛暑 68%>
次いで、全国各地で観測史上最高気温を更新し、暑さも災害であると認識させられた今年の「猛暑」が68%。

7月に熱中症で救急搬送された人は全国で5万4220人と過去最多を記録(消防庁)、夏場以降の農作物が高騰、さらには清涼飲料水の供給が追いつかなくなるなど災害級の暑さとなりました。

雨や地震による被害は限定的である一方、猛暑は全国的に体感したことで回答数増加に繋がりました。

<豪雨 43%>
台風7号の接近や梅雨前線の停滞で、7月3日〜8日に、西日本や東海地方の非常に広範囲で長時間の記録的な大雨となった西日本"豪雨"。河川の氾濫や浸水害、土砂災害が多発し、死者数が200人を超える平成最悪の豪雨災害となりました。

<地震 42%>
9月6日発生した北海道胆振東部"地震"は、最大震度は震度7で道内初の観測となりました。厚真町を中心に広い範囲で土砂崩れが発生、家屋の下敷きになるなど多くの犠牲者が出ています。
さらに道内全域が長時間に渡って大規模停電。管内のほぼ全域で電力が止まる「ブラックアウト」が史上初めて起こり、ニュースでも全国的な話題となりました。

地域で異なる印象的だった気象・自然現象

都道府県ごとに最も多かった回答で色分けしたマップ

頂いた回答を都道府県ごとに分析し最も多かった項目で色分けすると、地域ごとに印象深かった現象が見えてきました。

近畿をはじめ、東海や関東など台風が直撃したエリアでは「台風」が多くなっています。

西日本豪雨の被害が多かったエリアは「豪雨」となりました。

北海道胆振東部地震で大きな被害が発生した北海道はやはり「地震」。

さらに、五六豪雪以来の大雪となった福井や石川は「大雪」。

その他の、東北南部や関東北部、山陰、九州北部は「猛暑」が多いという結果になりました。

今年は、豪雨や地震などの従来から起こっていた災害に加えて、”猛暑”という新たな災害が明らかになった一年になりました。

皆さんの、2018年で印象に残る気象・自然現象は何でしたか?
来年2019年は、今年のような激しい災害が起きないことを祈らずにはいられません。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください