北海道 今夜は吹雪による視界不良に注意

ウェザーニュース

今日12月26日(水)の夕方から夜にかけて、北海道を中心とする北日本は冬型の気圧配置が強まります。
すでに北海道の道北では平均で10m/sを超えるやや強い風を観測していますが、夕方以降は風、雪ともにさらに強まって、吹雪となる所が多くなる予想です。

風、雪ともに強まる予想

吹雪のイメージ (2018/12/19)

強い冬型の気圧配置となり、天気図上では等圧線の間隔が狭くなります。これは平面的な気圧差が大きくなることを示しており、風が強まる予想です。
またこの影響で、北海道の上空約1500mに−20℃前後の強い寒気が流れ込むことで雪雲が発達し、日本海側を中心とする広範囲で吹雪に見舞われるおそれがあります。

沿岸部では瞬間的に30m/s近い非常に強い風が吹き、視界がほとんど効かない「ホワイトアウト」の状態になることもありそうです。吹き溜まりも発生するところもありますので、日没後の移動は十分な注意が必要になります。