東京や千葉の一部で「逆さ虹」あらわる
ウェザーニュース / 2018年12月26日 15時0分
午後になって、東京や千葉の一部で逆さ虹が出現しました。
上空に広がる氷で形成された薄い雲が太陽光線を屈折させることで現れる、環天頂アークです。
上空は薄雲広がるも、雨の心配はなし
前線に伴う雲が当初の予想よりも南を進んでいるため、関東地方は薄雲越しに日差しの届いている所が多くなっています。
こうした薄雲が厚みを増すと、天気下り坂に向かうのですが、前線は南を離れたまま通過するため、関東地方は大きく崩れることはなさそうです。
明日27日(木)は冬晴れが戻ってきます。
環天頂アークとは?
環天頂アークは、太陽の上(天頂方向)に虹色の円弧の一部として現れます。雨の時に出来る普通の虹とはアーチの形状が逆に見えるため、「逆さ虹」とも呼ばれます。
普通の虹は、雨粒の水滴によって太陽光が反射・屈折して見られる現象ですが、環天頂アークは、雲を構成している氷の結晶によって太陽光が屈折して見られる現象です。
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