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年末寒波 東北・北陸の道路は明日から影響も

ウェザーニュース / 2018年12月26日 16時0分

ウェザーニュース

上空5000m付近の非常に強い寒気は明日27日(木)午後から北海道に流れ込んできます。寒気の中心は-45℃以下と1年に何度も来ないレベルの強さで、28日(金)にかけて北日本を通過します。

また、平地で雪になる目安の上空1500m付近-6℃以下の寒気は日本列島をすっぽりと覆うほどで、日本海側の広い範囲で大雪、全国的に厳しい寒さに見舞われそうです

東北や北海道の山沿いでも1m前後

26日(水)15時時点の予測

30日(日)朝までに予想される降雪量は北陸の山沿いを中心に1mを大幅に上回り、東北や北海道の山沿いでも1m前後に達する所がありそうです。

積雪が急増することで、雪崩の危険性が増しますので、山沿いでは道路の寸断などの恐れがあります。

また、沿岸部でも活発な雪雲が流れ込むと、短時間で雪が一気に積もるので油断が出来ません。

さらに雪雲の一部は太平洋側まで拡大し、名古屋や仙台でも雪の積もるタイミングがありそうです。

沿岸部では吹雪くところも

26日(水)15時時点の予測

風も強く、北日本や北陸の沿岸部は平均で10m/s以上。瞬間的には20~30m/sの暴風に見舞われる所があります。雪が加わると吹雪で視界が非常に悪くなりそうです。

大雪や吹雪、暴風により鉄道や道路、飛行機など各交通機関に影響が予想されます。帰省ラッシュのピークと寒気のピークが重なることになりますので、最新情報の確認や、いざという時の予定の変更も念頭に入れて準備をしておくと良さそうです。

高速道路では27日にも影響始まる恐れ

26日(水)15時時点の予測

この雪で、27日の午後以降、東北の日本海側や北陸などの高速道路を中心に通行止めになるリスクがあり、影響が早くも出始めそうです。

また、29日(土)以降も北日本や北陸、山陰など、日本海側を中心に大雪や吹雪により、運転のしづらい状況になることが予想されます。

帰省前に最新の交通情報をご確認ください。

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