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インフル、先週より100万人以上増加 続く乾燥で一層の流行拡大に警戒

ウェザーニュース / 2019年1月18日 15時22分

ウェザーニュース

18日(金)に厚生労働省から発表された1月7日〜1月13日までのインフルエンザ発生状況によると、お正月休み中だった前週の全国の推計患者者数に比べておよそ3倍になりました。

全国で推計約163.5万人

定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約163.5万人となり前週の推計値、約58.6万人から約105万人も増えています。

年齢別では、0~4歳が約19.0万人、5~9歳が約21.7万人、10~14歳が約14.6万人、15~19歳が約10.3 万人、20代が約17.9万人、30代が約17.8万人、40代が約20.2万人、50代が約16.8万人、60代が約12.6 万人、70代以上が約12.6万人となっています。

2018年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約 328.5 万人となりました。

また、一医療機関の患者数は、大流行した去年の同じ時期に比べて多く、およそ1.5倍の患者数となっています。

空気乾燥、さらなる感染拡大に警戒

年明け以降、太平洋側を中心に空気が乾燥している状態が続いています。

東京の最小湿度は今日18日(金)昼頃に20%まで低下。東京の湿度が20%に突入するのは、11日(金)以来、一週間ぶりです。

この先もしばらくは、関東など太平洋側の地域では晴れて空気が乾燥しやすい状態が続きます。

1月の終わりにかけて流行のピークを迎えると見られますので、マスクや手洗いなどのインフルエンザ対策もしっかりと行うようにしましょう。

参考資料など

厚生労働省HPより

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