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火災警報発令中に、やってはいけないことは?

ウェザーニュース / 2019年1月24日 6時40分

ウェザーニュース

空気が乾燥していて風が強いときは「火災警報」が発令されることがあります。火が出やすく、しかも延焼するおそれがあるからです。
この火災警報が出されたときに、やってはいけないことは?

乾燥や強風時に火災警報を発令

火災警報が出される基準は市町村によって異なりますが、実効湿度(木材の乾燥度合)60〜65%以下、最低湿度30〜40%以下、最大風速7m/s以上が見込まれる場合、あるいは湿度に関係なく平均風速10m/s以上の風が1時間以上連続して吹くことが見込まれる場合です。

住民に火の使用制限

火災警報が発令されると、消防署員は住民に広報したり、火災発生に備えて署員を非常召集したりと大忙しです。

一方、住民に対して火の使用制限が課されます。市町村の条例によって多少違いますが、次のことは共通しています。

(1)山林・原野に火入れ(野焼き)をしない
(2)花火をしない
(3)屋外で火遊び・焚き火をしない
(4)屋外の可燃物の付近で喫煙しない
(5)屋内で裸火(はだかび)を使用するときは、窓、出入り口を閉じて行う

ガスは窓や出入り口を閉じて使う

火の使用制限で意外なのは、最後の項目でしょう。裸火とは、覆いや囲いがなく、炎が露出して燃えている火のことで、たとえばガスコンロの火です。火災警報が出ているときは風が強いので、そうした裸火を使うときは窓や出入口を閉じて、風が吹き込まない状態で使うようにしてくださいということです。

もし、火災警報発令中に窓や出入り口を開けたままガスコンロを使うと、火の使用制限に違反することになります。違反すると「30万円以下の罰金または拘留」(消防法44条)となりますので用心してください。

参考資料など

防府市【「火災警報」って知ってる?】

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