仙台では今季一番の積雪深に 路面状況の悪化に注意

ウェザーニュース

昨日1月25日(金)の深夜から今朝にかけて、東北南部の太平洋側ではまとまった雪が降りました。

宮城県仙台市では、今朝8時の積雪の深さが7センチとなり、今季これまでで一番の積雪となっています。

宮城県仙台市からの投稿 9時半頃

東北南部を小さな低気圧が通過した影響で、太平洋側の地域でも一時的に強い雪が降りました。

福島でも最大で19センチの積雪となって、年末寒波以来のまとまった雪になっています。

東北南部太平洋側の雪はピーク越え

すでに活発な雪雲は東に離れ、宮城県や福島県では晴れてきたところが多くなっています。

ただ11時現在でも気温は低く、0℃前後のところが多くなっています。

日なたでは雪の表面が解けて再凍結し、路面が非常に滑りやすくなるおそれがあります。雪かきを行ったり、外出をされる場合は、足元に十分にご注意ください。

西日本や東日本は明日にかけ雪注意

西日本や東日本では、東北太平洋側とは雪の要因が違うため、明日にかけて雪の降りやすい状況が続いてしまいます。

普段雪の降りにくい瀬戸内や太平洋側の地域でも雪が降るところがあるため、油断をせず気象状況をよく確認して外出するようにしてください。

北陸の山沿いでは明日朝にかけて、さらに60cm以上の積雪が予想されます。こまめな除雪や雪下ろしが必要となりますが、安全には十分注意して行うようにしてください。