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お粥のもつ10のパワー

ウェザーニュース / 2019年1月29日 9時30分

ウェザーニュース

日本では風邪の時に「お粥」を食べるという習慣が定着していますが、じつは風邪予防にも良いとされているのです。

では、「お粥」はどのように健康に作用するのでしょうか?

なぜ、風邪に「お粥」が良いのか?

「お粥」は胃腸に負担をかけずに、水分と栄養分を体に届けてくれる優れもの。体を温める効果もあるため、血液やリンパ液の流れがよくなり、健康的な免疫力につながります。

こうした「お粥」の持つパワーは、なんと曹洞宗の開祖、道元禅師も注目していました。食事を頂く際の雲水(修行僧)の心構えを記したその著書『赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)』には、「粥有十利」(しゅうゆうじゅり)として、お粥が持つ10の効能が挙げられています。

「お粥」はお腹を満たし、体の活力を取り戻してくれるだけでなく、風邪予防や美肌・ダイエット、脳の活性化、便秘解消などの効果もあるというわけです。風邪のときに限らず、美容やアンチエイジングの食べ物としても、常食したいところですね。

ちなみに、道元禅師が開いた永平寺(福井県)では、365日、朝食は「お粥」なのだとか。厳しい寒さが続き、インフルエンザも大流行中です。先人の知恵にならって、さまざまな効能のある「お粥」による養生法を試してみては、いかがでしょうか。

参考資料など

『お坊さんにまなぶ こころが調う食の作法』(星覚、ディスカヴァー・トゥエンティワン)

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