冬に気をつけたい髪のダメージ! 回復につながる食べ物は?

ウェザーニュース / 2019年2月22日 7時0分

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この時季、抜け毛や薄毛、円形脱毛症の症状を訴える人が増えています。「今年は乾燥状態が続いたため頭皮も乾燥しやすくなっていることや、昨年の猛暑の影響だと考えられます」と話すのは源保堂鍼灸院の瀬戸郁保先生、佳子先生です。

髪が弱くなる主な原因として、血液不足・ストレス・潤い不足という3つをあげ、それぞれの原因にあわせて摂取したい食べ物や避けたい習慣を教えてもらいました。

●原因1:血液不足

髪の劣化の原因は意外なところにあります。例えば東洋医学では「髪は血余(血液の余り)」と言われており、血液の量や質がよく現れると考えられていて、現代人の髪の悩みの主原因は血液不足だとされています。

「栄養や水分を運ぶ血液が不足すると、髪がぱさつき、抜け毛が増えます。出産すると抜け毛が増えるのはこの貧血によるもの。自覚がなくとも、男女問わず現代は日常的に髪の毛を養う血液が不足する『隠れ貧血』の人も多いです。

そこで睡眠不足、目の使いすぎ、栄養不良など、血液に悪い影響を与える過ごし方をしないことが大切です。スマホを寝る前1時間くらいは止める、鉄分の多いものを日常的に食べるなどの変化で抜け毛が治る人も多いのです。また、女性は生理中、授乳中は特に意識して貧血対策をとってください。

血液不足を補う食材は、レバー・あさり・牡蠣・イカ・タコ・赤身肉(牛、豚)・魚(マグロ、カツオ)がオススメです」

●原因2:ストレス・過労

また、増えゆく白髪や抜け毛、うねりや薄毛に悩んでいる人は精神面が原因かもしれません。

「東洋医学では、髪は水分調整をする腎臓の影響を受けるとされています。腎臓はストレスの影響を受けやすいので、根を詰めたり、緊張した状態が続いたりすると、髪の毛にも問題が出てきます。

髪の毛の健康を守りたいなら、心の緊張を緩めることが大切です。腹式呼吸を深く行ってリラックスする、休むときはしっかり休んで仕事にメリハリをつける、などの工夫が必要です。また、黒ゴマ・黒豆・くるみ・クコの実などは、古くから美髪・増毛の薬膳でもよく使われています」

●原因3:髪の潤い不足

さらに、髪は毛穴から生えてきますが、衛気(えき≒皮脂)が毛穴を塞いで、外部から体を守ってくれるとされており、これが不足しても髪が傷んでしまいます。

「もちろん不衛生はよくありませんが適度な衛気は毛穴を保護するのに不可欠です。これを洗い落としすぎてしまうと、頭皮が無防備になってフケやかゆみが出てきます。頭皮をごしごし強く洗うことや朝シャンを避け、入浴後は自分に合ったオイルで頭皮をマッサージして潤いを与えておくことが大切です。

衛気は臍(へそ)の下にある丹田から出てくると考えるので、お腹を冷やすことは避けましょう。また、辛いものは乾燥を悪化させるので、冬は控えめに。

衛気を補ってくれる食材は山芋・きのこ・にんじん・かぼちゃ・なつめ・発酵食品などがあります。その他にも肌の潤いによい食材(ごま・ナッツ・はちみつ・ヨーグルトなど)もよく摂るようにしましょう」

あたなの髪の悩み、実は生活習慣のせいかもしれません。「乾燥しているから髪が傷むのは仕方がない」と諦めず、ぜひ食生活から見直してみてください。

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