霧島山・新燃岳 噴火警戒レベル2へ引き上げ
ウェザーニュース / 2019年2月25日 14時17分
今日25日(月)14時、霧島山・新燃岳の噴火警戒レベルは1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引上げられました。
新燃岳では河口直下を震源とする火山性地震が25日(月)になって増加。昨日24日(日)が3回だったのに対し、今日は13時30分までに17回に達しました。
新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震が増加しており、24日3回、25日13時30分までに17回発生しています。火山性微動は観測されていません。これらの地震の増加に伴う地殻変動は認められませんが、GNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは鈍化しているものの継続しています。
今後、小規模な噴火が発生するおそれがあり、弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
◆対象市町村等
火口周辺警戒
宮崎県小林市 鹿児島県霧島市
・弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
・風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
・地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。
・また、地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。
新燃岳の噴火警戒レベルは2018年6月28日以降に噴火が観測されず、火山性地震や火山ガスの放出量が減少したことから、今年1月18日に1に引き下げられていました。
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