牡蠣はレモンとの組み合わせがベスト! そのワケは!?
ウェザーニュース / 2019年3月18日 6時10分
3月末までは牡蠣がおいしいシーズンが続きます。牡蠣は「海のミルク」ともいわれ、栄養満点の食材です。そんな牡蠣の効果的な栄養の摂り方を管理栄養士の柴田聡美先生に伺いました。
女性にうれしい栄養素が豊富
「牡蠣には免疫機能を助けたり、肌や髪を健やかに保つ亜鉛、貧血予防の鉄分、アンチエイジングが期待できるセレンが含まれています。特に亜鉛は、生牡蠣を100g食べるだけで1日分が摂れてしまうほど豊富です。また、肝機能の強化に効果があるグリコーゲン、タウリン、ビタミンB12などもたっぷりです」(柴田先生)
本当に栄養豊富なのですね。この栄養素を逃さず、おいしく摂るにはどういう食べ方が良いのでしょうか。
レモン果汁が鉄分吸収をアップ
「牡蠣フライでも生牡蠣でも、忘れずにレモンをかけてください。というのも、牡蠣に含まれている鉄分は体内への吸収率が15~30%ととても低いのですが、ビタミンCを加えることで鉄分の吸収を助けるからです。牡蠣料理によくレモンが添えられているのは、栄養面からも意味があるのです。
生食用ならレモンを絞ってそのままいただきましょう。また、牡蠣鍋も牡蠣から出た栄養がつゆに移るので、つゆまでいただくとおいしく効率よく栄養を摂ることができます」(柴田先生)
牡蠣の美味しさが出た牡蠣鍋は絶品ですが、少し長く煮ただけで牡蠣が縮んでしまい、固くなってあまりおいしくなくなってしまうことがあります。
過熱による牡蠣の縮みを防ぐ裏ワザ
「確かに、牡蠣は加熱しすぎると驚くほど縮んでしまいます。そこで鍋物にするときには、鍋に入れる前に片栗粉をまぶしておきましょう。これにより片栗粉が縮みを防いでくれ、固くならずにおいしさも逃げません」(柴田先生)
シーズン終了前に、栄養分を逃がさない料理法で牡蠣をおいしくいただきましょう。
この記事に関連するニュース
-
「水菜」は栄養がなさそう?→管理栄養士「実は緑黄色野菜です」 最も豊富な“意外な栄養素”とは
オトナンサー / 2024年5月2日 9時10分
-
恐ろしい…海外のサプリメントに潜む落とし穴「メガドーズ」とは?【正しい摂取法を管理栄養士がアドバイス】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月22日 16時0分
-
「私って不幸……」年々メンタルが弱くなっていると悩む人が食べるべきもの3つ
OTONA SALONE / 2024年4月17日 17時0分
-
紫外線が気になるシーズンへ 食事でダメージを軽減しよう
ウェザーニュース / 2024年4月17日 8時30分
-
キウイは皮も一緒に食べるのが良い? 栄養豊富な皮ごと食べる方法
ウェザーニュース / 2024年4月10日 5時10分
ランキング
-
1謝罪まで1週間…後手に回った環境省 消音に省内からも疑問の声
毎日新聞 / 2024年5月8日 18時22分
-
2【速報】死亡したのは無職の25歳の女性と判明 東京・新宿区のタワーマンションで男に刺される 逮捕の男「体を傷だらけにしてやろうと思った」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月8日 18時55分
-
3コロナ後遺症は500万人以上? 治療薬、処方断る患者相次ぐ
産経ニュース / 2024年5月8日 19時38分
-
4ジョッキに放尿、網の上で靴を焼く... 歌舞伎町で相次ぐホストの「迷惑行為」、叙々苑でも被害
J-CASTニュース / 2024年5月8日 20時10分
-
5伊藤環境相が直接謝罪=被害者「前代未聞」と非難―水俣病団体のマイク遮断で・熊本
時事通信 / 2024年5月8日 20時27分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください