21日(木・祝)春分の日は春の嵐 全国で暴風のおそれ
ウェザーニュース / 2019年3月18日 12時20分
21日(木)春分の日は、低気圧が発達しながら日本海を進む予想で、日本列島は春の嵐になる見込みです。
日本列島ではこの低気圧に向かって南よりの暴風が吹き荒れ、高速道路や鉄道など交通機関へ影響がでるおそれがあります。
南よりの暴風に警戒 交通情報にも注意
21日(木)は全国的に風が強く吹き、低気圧や前線の通過時は短い時間ですが雨も強まります。雨が強まりやすいのは西日本の太平洋側と東海の山沿いで、1時間に30mm~40mmの激しい雨になることもありそうです。
強い風については、特に九州北部や本州の日本海側で強まりやすく、瞬間的には25m/s~30m/sの暴風となるおそれがあります。
太平洋側でも沿岸部では局地的に風が強まり、東京湾周辺でも25m/s近い風が吹くことがありそうです。
鉄道や高速道路など、交通機関に混乱が生じる可能性もありますので、祝日で外出を計画されている方はよく天気予報を確認するとともに、当日は列車運行情報や道路交通情報も確認するようにしてください。
近畿や東海などでは“春一番”の可能性も
この強い南風によって、近畿、東海、中国地方や九州南部では、春一番の発表があるかもしれません。
春一番が発表される期間は「春分まで」と定義されていますので、今年まだ発表が無い地域では、ぎりぎり春分の日に吹くことになりそうです。
北海道では大雪のおそれも
また、北海道では21日(木)深夜~22日(金)朝にかけて、道東の太平洋側やオホーツク海側を中心に湿った大雪になるおそれがあります。
オホーツク海側の多いところでは30~40cm、道東の太平洋側では20~30cm、新たに積雪が増える予想です。
湿った重たい雪になりますので、着雪や倒木の危険があります。風も強く、吹雪による視界不良にも十分に注意をしてください。
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