春は寒暖差が大きい季節 「スカーフ2枚使い」でおしゃれに対策
ウェザーニュース / 2019年3月20日 6時20分
春は1年のうちでもとくに寒暖差が大きい季節。また、朝と昼、夜の1日の気温の変動幅も大きく、身体への影響も少なくありません。暑ければ外し、寒ければつけられる自由度を上手に使いこなしましょう。それもおしゃれに!
スカーフのはじまり
ファッション評論家の出石尚三さんによると「スカーフはもともと女性の頭を包む布から出発しています。今は誰もそんなことは思わないでしょうが、古い時代には女性の髪こそ魅力の源でした。
男たちは皆、女性の髪を見ると、ふらっときた。男たちをよろめかせてはいけないというので、髪を包んだ。これがすべてのベール、すべてのスカーフのはじまりなのです」
スカーフ2枚使いのワザ
「スカーフはたった1枚の布ではありますが、『縫ってはいない服』でもあります。この『縫ってはいない服』、簡単に畳め、鞄に入れておくことだってできます。『携帯自在の服』ともいえるでしょう。しかもドレスを一着買うよりはるかにお手頃でもあります。もしも気に入ったスカーフがあったなら、一対として買っておきましょう。
つまり1枚ではなく、必ず2枚買う。たとえば、ベージュとヴィオレだとか。ヴィオレは紫色に近い色です。これなら、時と場合によって、ベージュのスカーフとしても、ヴィオレのスカーフとしても、使うことができます」(出石尚三さん)
「さらにはこの2枚のスカーフを重ねて、よじって、『ヴィオレ・ベージュ』のスカーフにもなるでしょう。そう考えると、1+1が、3にも5にもなってくれるわけです。
スカーフはいつも一対と考えて、その組み合わせに凝ってみましょう。1枚のシルク・スカーフは女性を魔法のように変身させてくれるからです」(出石尚三さん)
スカーフが便利な理由
このほかにも(1)ヘア・スタイルが気にいらないという時は頭にかけたり、(2)パンツに合うベルトが見つからない時は素敵なベルト代わりにもなります。「スカーフを自由な一枚の衣裳」と考えればいいのです。
ジャケットの下にも、ニット・ウエアの下にも、ブラウスの下にも着たり、結んだりできます。応用範囲は一気に広がります。
かつて斜め掛けの帯やスカーフを「エシャルプ(écharpe)」といっていたのですが、頭の「e」が落ちて、「スカーフ」の言い方が生まれたのだそうです。
この春はスカーフの2枚使いにチャレンジしてみてはいかがですか?
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